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第41回「隊長のつれづれなるままに」(令和5年5月第27回)

 

 1月は行ってしまう。2月は逃げてしまう。3月は去ってしまう。4月はしまった!!と後悔する・・・。気が付くと、もう5月である。新年度が始まり、演奏会等も毎週の勢い。呉音楽隊の顔触れも春の人事異動でシン・メンバーも加わり、シン・呉音サウンドづくりが始まりました。
 さて、5月と言うと私は端午の節句が大好きです。それは、柏餅が食べられるというのが理由ですが、関東で食べていた柏餅と、西日本で食べている柏餅とでは何かが違うと違和感がありました。白いお餅の中にあんこが入っていることは同じなのですが・・・。よーく👀観察をすると、どうやら使われている葉っぱが違うらしいと気が付きました。関東では柏の木の葉っぱを1枚使っているのですが、西日本では丸い艶のある小さな葉っぱが2枚使われています。この葉っぱは何だろうと今でも謎のままですが、見たこともないものは食べてみたくなり、桜餅のサクラの葉が食べられるのだから、もしかしたら、この丸くて艶のある小さい葉っぱもお餅と一緒に食べられるのかもしれないと思い一度試したことがありました...。うーん...どうやら、桜餅の葉っぱとは違う発想で使われている葉っぱのようでした。
 タンゴと聞くと、アルゼンチン・タンゴを思い出す方もおられるのではないでしょうか。歯切れのよいリズムに、切れ味鋭いステップで踊るダンサーに目は釘付けになります。また、大西洋を渡ったタンゴは、ヨーロッパで紹介されると好評を博し優美なスタイルのコンティネンタル・タンゴとなりました。もともとタンゴは踊るための音楽として発展していきましたが、ある時期から伴奏だったタンゴの音楽自体が主役になるようになっていきます。この変化はのちに、今やタンゴの代名詞のようによく聞く「リベルタンゴ」の作曲者・バンドネオン奏者のピアソラへと続いていくのです。私もCMで耳にした「リベルタンゴ」に惚れて、ピアソラ本人の楽団が演奏するCDを数枚購入しましたが、期待を超えたサウンドは強烈な衝撃を伴い、私の心と体を貫きました。「なんじゃこりゃ~(分かる人しか分からないセリフ)」がこの時の衝撃を表現するのに相応しいセリフかと。タンゴ、ジャズ、ロック、現代音楽、実験的ノイズなど、多種多様な音楽(音)が混然としており、私の常識が吹っ飛んでしまったことを今でも鮮明に覚えています。ピアソラが「タンゴの革命児」と呼ばれていたことをこの時痛感しました。
 時は流れ、時代は変わり、新しい知識と出会ったとき、あらゆるものが化学反応を起こし今までにはなかったものが形作られる。シン・メンバーも加わった呉音楽隊のシン・呉音サウンドは、一体どのようなものになるのか楽しみです。乞うご期待!!柏手のような拍手でアンコールをいただけるように、日々精進してまいります。