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第39回「隊長のつれづれなるままに」(令和5年3月第25回)

 
 桃の節句とは?「三月三日の節句。上巳の節句。ひなまつり。」と書いてありました。私の好物の桃と何か関係があるのか?そもそも節句とは何なんだろうか?節分と節句の違いは?と疑問が・・・。2月3日の節分は有名ですが、いつの間にか太巻きを食べる日になったな~と感じる日でもあります。夏、秋、冬の節分では一体何をしてこの日を祝うのか、いまだ私は理解していません。ちなみに、2月4日が立春、立夏は5月6日、立秋は8月8日で、そして立冬が11月8日と私の手帳には載っています。今年は、春の節分以外にも何か楽しいイベントを仕掛けてみようかと考えますが、何だかぴんときません。2月の春の節分は梅の花が咲き始めるので何となく春が始まるな~と肌で感じていますが、5月6日の立夏はGWの最中で夏を意識するより家族サービスに夢中になっています。8月8日に秋を感じることは今やこの時代皆無に等しいし、まして11月8日の立冬は芸術の秋の真っ最中で各地での演奏会に奔走中。そう考えると春の節分だけが国民的イベントで盛り上がりやすいということが理解できます。
 では、節句は桃の節句(3月3日(上巳))以外に何があるのだろう?1月7日(人日)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)、9月9日(重陽)などがあるようです。知らず知らずのうちに節句を楽しんでいたのかと思うと、もう少し意識して季節の節目節目や、年中行事を喜べるようになりたいと感じています。アッ!立夏の前日は5月5日だから、端午の節句は夏の節分も兼ねているのか・・・。
 日頃、私たち音楽隊は、吹奏楽編成で演奏活動をしています。これは明治時代に国際儀礼を行うにあたり、国歌などを演奏する軍楽隊が必要になったことから始まっているようです。定期演奏会をはじめ、各地での演奏会では大編成での演奏を楽しんでいただいていることが多いと思いますが、大編成以外にもジャズ等を演奏する時などはビッグバンド(17人程度)やコンボバンド(5人程度)。多種多様な演奏が可能な木管アンサンブルや金管アンサンブル(各3~8人程度)などなど、少ない人数での演奏シーンも増えてきています。最近では、マイナスワン(カラオケ)を使用しての単独演奏も行っています。また、呉音楽隊の特徴として市民演奏家と呉音楽隊員のコラボレーションによる「きまぐれコンサート」を令和4年度は3回ほど披露しています。演奏会や音楽のあるシーンは、何となくお祝いムードに近い心が躍る時間のように感じています。
 節分、節句が気になっていろいろ調べてみたら、なんと二十四節気というものを発見!それらすべてをお祝いの日として私の手帳に書き込んでみようと思いましたが、演奏会などを加えるとカレンダーが真っ黒になってしまうので、取りあえず、毎日が何かのお祝いの日!として日頃から心躍らせておこうと思う今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。