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第36回「隊長のつれづれなるままに」(令和4年12月第22回)

 
 ゾロ目を見るとなぜか嬉しくなります。今回は、12月で第22回。数字だけにすると、「1222」。ゾロ目ではないけど2が三つ並んでいるだけで嬉しくなります。その他にも、「1234」や「1212」「1221」など、規則性などを感じる並び方もワクワクします。ある時期ふと時計を見ると「10時2分」のことが続き、みょうに意識した時がありました。誕生日は10月2日だから、10時2分を無意識に強烈に意識していた結果だと思うのですが、あの頃は偶然に時計を見ていたと思い込んでいました。もしかすると、私の強い念力がそうさせていたのかもしれませんが・・・。
 音楽の世界にも数字があちらこちらに存在しています。音符の名称などは、四分音符、八分音符、十六分音符だったり、♩=120などのテンポ指示や四分の四拍子、八分の六拍子など、楽譜の中にも数字が書かれています。音楽の要素には、リズムや和音、メロディーなどがありますが、これらも数字が使われています。フォー(4)ビート、エイト(8)ビート、じゅうろく(16)ビートなどのリズムパターンだったり、Ⅱの和音→Ⅴの和音→Ⅰの和音のような和声(コード進行)で使われたり、3゜(度)上行、6゜跳躍、4゜下行など、旋律の音程の幅を表してみたり、意外にも数字がものを言っている世界なのです。
 ピタゴラスイッチの音楽はとても可愛らしいリコーダーの音が印象的ですが、リコーダーの音程を決めているのは、管の長さになります。指で穴を塞いで管を長くすることで低い音を出し、穴から指を離すことにより管の長さを短くして高い音を出しています。この管の長さの比率が2:1になるとオクターブ関係になります。ということは、管の長さを2分の1にすると1オクターブ高い音を出すことができるということです。ギリシャの哲学者・数学者のピタゴラスは、何気に音楽に関する定理などにも大きく関わっており、この音程に関することにも深く関わっています。やはり、音楽と数字(数学)は切っても切れない関係だと改めて感じました。
 この他にも、周波数(ヘルツ)が音高を決定するなど、数字にまつわるものが存在しますが、考え出したら切りが無くなるので、この辺でスイッチを切ることにいたしましょう。
♬ピタ〇〇スイッチ♪