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第21回「隊長のつれづれなるままに」(令和3年11月 第8回)

 
 季節の変わり目には「衣替えをしなくては!」と思うのですが、なかなか気持ちが動きません。重ね着が根っから好きではないのが原因のようです。上着の準備はしてあるものの、袖を通すのに躊躇する始末。よくお腹を冷やして激痛に襲われることも年に2・3回はあります。懲りない性分なのか学習しない性質(たち)なのか、今年も既に1回腹痛に苦しんでいます。それでも、11月の中旬までは上着なしで通勤をしていたので登庁時の体温は、なんと33.3度。あっ!ゾロ目だと喜ぶ始末。今年の冬は寒くなるようなので、低体温症になる前には厚着ができるように心を慣らしておかなければ・・・。うむっ、腹巻をすれば薄着でも・・・。フーテンの来年の干支さんか(笑)
 これからの季節、アーケード街やショッピングモールでは、明るくて温かみのあるBGMが耳と心を駆け抜けていきます。寒い季節の音楽は何故か、色の濃い音楽が巷に多く流れているように感じられます。小さいころからよく聞いていたクリスマスソングでも、明るく楽しいものやムーディーな大人の味わいのある歌まで。週末、街に出ると、そのお店の雰囲気によりBGMの傾向も変わり、音楽も仄かに薫る香水のような趣を感じふらりと店内へ・・・。
 物欲が開花するその花園は、年末に向けての華やかさもあり知らぬ間に財布の紐は緩みっぱなし。ま〜ぁ、一年に1回の自分へのご褒美として、純粋にこの気持ちを満たしちゃおうかな☆彡と思う師走目前の11月。
 自分の心の中に満ちている思いを歌い上げる歌と言えば、「バラード」が思い浮かびます。心の中に満ちている気持ちは人それぞれ違うように感じています。切なさや寂しさ。人恋しさや孤独感。また、あたたかな幸福感に何かを成し遂げたいと思う使命感などなど。私自身、その時その時代により心の中に満ちている思いは千変万化だったと思い起します。多くの音楽(いろんなジャンル)があるのは、今の自分の心のうちと共鳴するものが必ず存在していることを意味しているんだよと教えてもらった時、普段はなかなか聴かない音楽もラジオやテレビなどから積極的に聞くようになりました。
 経験を積むために「苦労は買ってでもしろ」と言われた若いころを思い出すと、今、財布の紐が緩くなりやすい性質なのもうなずけます。
(令和3年11月第8回)