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第13回「第18代呉音楽隊長に聞いてみた。」


 名前:真道友樹(しんどうともき)
 
出身県:千葉県
 
指導方針:礎を知る
 
  今年の7月に呉音楽隊に着任しました、第18代呉音楽隊長である真道1尉に「隊長の指導方針についての思い」や「音楽隊の任務について」そして「今後どのような呉音楽隊にしていきたいか」等を聞いてみました。
 これによって国民の皆様から呉音楽隊についてより一層のご理解を頂けたら幸いです。

Q.「まずは、簡単な自己紹介をお願いします。」


隊長

「1968年10月2日(豆腐の日)生まれ。千葉県出身B型
てんびん座申年。
 
好物の、豆腐、納豆、煎り豆を主食にしています。
 
趣味は、ドライブ、散歩、低山散策、写真、カメラ、食べめぐり、雑貨屋めぐり、木工、革細工、昼寝」


Q.「真道隊長は以前、平成19年から平成23年の間も呉音楽隊で勤務されていますが、呉音楽隊の印象について教えてください。」

隊長

「前回の勤務では、掛長を経て科長として合わせて4年間勤務させていただきました。この4年間は、新規の広報業務が多かったと記憶しています。
 
広島県警察音楽隊・広島市消防音楽隊・陸上自衛隊音楽隊との4音楽隊で広島市において合同演奏会を実施したり、レコーディング協力、アンサンブル(小編成)での演奏会などなど、また、平成20年の中国への親善訪問は心に残るものでした。
 
私にとって初めての事柄が多かったものの、隊員の粘り強く情熱的な使命感により、すべての任務を完遂することができたことは、私の自信の礎となっています。
 
今回も、素晴らしい演奏会が共にできることを期待しています。」


Q.「隊長の指導方針は「礎を知る」ですがどのような思いが込められていますか?」

隊長

「呉音楽隊長としての指導方針は、「礎を知る」としました。
 
隊長として初めての大湊音楽隊では「凛々しくあれ」、佐世保音楽隊では「で、でする」と、指導方針を決めてきました。これは、隊員に対しての指導方針というよりも、私自身がこの音楽隊で何を意識して隊員と共に成長していくのかを示しているもので、初めての大湊では不安も多く、「凛々しくあれ」の文字を見て気を引き締めていました。
 
佐世保での「で、でする」では、音楽するのではなく、自衛官として音楽何をするのかを考え、己の意思・主張を鑑みることにしました。
 
ここ呉音楽隊では「礎を知る」とし、過去を知り、未来を読み、今実行することは何か、また、私たちの存在意義とは何かを知ることが、今この時代に大切なことと感じて決めた言葉です。」


Q.「音楽隊の任務には「士気高揚のための音楽演奏」「儀式における音楽演奏」「広報のための音楽演奏」がありますがそれぞれどのように考えて指揮をされていますか?」

隊長

「任務とは、必要とされていることを確かな技術をもってその負託にこたえることだと考えています。しかし、音楽で何ができるのかを考えた時、任務を遂行するとともに、もっと大切な使命があると感じています。
 「士気高揚のための音楽演奏」を別の言葉に置き換えると、「生きている喜びを感じるための音楽演奏」
 「儀式における音楽演奏」は、「国(組織)の格式、国力(文化水準の高さ)の象徴相手をもてなす心を表現するための音楽演奏」
 「広報のための音楽演奏」においては、「真の私たち(国、組織)の姿を知ってもらうとともに、より自衛隊を身近に感じ関心をもってもらえるような音楽演奏」と、私の心の中では変換しています。」

Q.「今後、呉音楽隊をどのような部隊にしていきたいですか?」

隊長
「自分の名前が友樹なので、自然の中で育まれたものに美しさを感じています。環境が良ければ良いものが成長し、環境が悪ければ多くの問題が生起すると感じています。ですので、私はこのような部隊を築き上げたいというビジョンはなく、ただ良い環境を整えることができれば、素晴らしい部隊(隊員一人一人が活き活きと活躍できる組織)になると確信しています。」




Q.「それでは、最後にこのページを見ている皆さんに一言お願いします。」

隊長
「何かで人とつながっていること。これは、勇気を育んでくれると感じています。
 
このホームページをはじめ、演奏会でお会いすること、また、いろいろな機会にいろいろなつながり方があると思います。一期一会を大切にしています。」



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