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活動レポートActivities Report

1月28日(土)
田辺・西牟婁防衛協会創設25周年記念事業
「海上自衛隊呉音楽隊 ニューイヤーコンサート2023」

場所:紀南文化会館大ホール(和歌山県)

♪プログラム♪
 第1部
1、ツァラトゥストラはかく語りき
2、美しく青きドナウ
3、行進曲「威風堂々」第1番
4、ジブリ・メドレー(森編)
5、ロンドンデリーの歌
6、リバーダンス
 第2部
7、ゲッタウェイ
8、ビター・スィート・ボンバ
9、パヴァーヌ
10、宇宙戦艦ヤマトより
11、燃えよドラゴン
12、ディズニーランドの音楽
アンコール
13、ラデッキー行進曲
14、行進曲「軍艦」

   今回は、和歌山県にある紀南文化会館で演奏をしてきました。まだまだ厳しい寒さが続いていますが、そんな寒さに負けない熱いプログラムで会場を沸かせました。
 第1部は、当隊の副隊長の指揮でニューイヤーコンサートにふさわしいクラシカルな作品やイギリスの作品、ジブリメドレーなどを演奏しました。特に、ロンドンデリーの美しいメロディーに聞きほれている様子や、リバーダンスのスリリングな展開に固唾を飲んで聞き入っているお客様の顔をステージから見ることができました。
指揮の伊東1尉もリバーダンス終了後はニコリと笑顔で満足そうな表情でしたよ♪
 第2部は、呉音楽隊長の指揮で熱帯JAZZ楽団のラテンナンバーや
ホルンをフィーチャーしたボサノバアレンジの「パヴァーヌ」隊員の歌による「宇宙戦艦ヤマト」や「ディズニーランドの音楽」を演奏しました。「宇宙戦艦ヤマト」では男性ヴォーカル隊員の登場で拍手が沸き起こり、アレンジのカッコよさを相まって会場は大盛り上がりでした。。また、隊長の目を引くような指揮さばきも冴え渡っていましたよ♪
 アンコールはニューイヤーコンサートの定番「ラデッキー行進曲」と海自音楽隊の定番である行進曲「軍艦」を演奏。
 演奏会は終始、熱気冷めやらぬ盛り上がりで幕を閉じました。 
    最近、呉音の司会進行役として活躍中の若手隊員です。彼女の明るくはきはきとした声に私たちも笑顔になったり、次に演奏する曲へスムーズに気持ちの準備をもっていくことができます。また、「燃えよドラゴン」の司会では、「アチョー!」というブルース・リーの掛け声も披露してくれました。「燃えよドラゴン」は50年も前の映画ですが彼女は、生まれる前の映画を見て、「アチョー!」の言い方をかなり研究したそうですよ。
 私たちの演奏会を訪れた際には演奏だけでなく、彼女の司会進行にもぜひ注目してみてください♪

〜演奏会終了後〜

    演奏会終了後は、楽器や機材を撤収し演奏会の興奮冷めやらぬまま、県立田辺高校の吹奏楽部へ演奏指導に向かいました。
 生徒さん達の目は、指導に対し一生懸命に取り組んでおり、教える側もそれに応えて限られた時間の中で真剣に演奏指導を行っていました。

〜翌日〜

    翌日は、今回訪れている田辺市出身の教育者でもある「鳥山啓(とりやまひらく)翁」の顕彰碑の前で行進曲「軍艦」を演奏しました。
 行進曲「軍艦」は海軍軍楽長「瀬戸口藤吉(せとぐちとうきち)」によって作曲されましたが、歌詞は鳥山啓によるものです。(行進曲「軍艦」のために作詞されたものではなく、唱歌として作詞されたものを使って行進曲「軍艦」の前半部分とした)。
 私たちにとって特別な行進曲、「軍艦」と所縁のある素晴らしい場所で演奏できたことは、私たちの胸に感銘を与えてくれるものでした。
 この後、私たちは呉に向けて帰投しましたが、この演奏会などを通して和歌山県の方々の温かさに触れることができました。

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