今回の演奏会は、第1部に地元の阿品台中学校吹奏楽部の単独ステージがありました。第2部の呉音楽隊の単独ステージ後半では阿品台中学校吹奏楽部との合同演奏も実施。いつもとはだいぶ違った雰囲気での演奏会でした。 前日の9月16日(金)の夕刻、呉音楽隊の選抜メンバーは阿品台中学校に事前のリハーサルのため訪問しました。広島の港が一望できる高台にあるこの学校で、30分間の合奏と、40分間のパートに分かれてのレッスンを実施しました。次の日の本番が楽しみになりました。 本番当日、リハーサルは逆リハ(第2部、第1部の順番)で実施。前日の合奏とは違い呉音楽隊総員での合同演奏は圧巻だったようで、興奮気味の吹奏楽部員の顔が印象的でした。演奏会第1部の阿品台中学校の単独ステージでは、OBの登場や校長先生による飛び込み司会など、和気あいあいとした雰囲気となりました。第2部の呉音ステージでは以下の通りです。 (記事:隊長 真道3佐) |
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第2部 | ||||||||||||||
1 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」メ インテーマ |
呉音ステージ、オープナーとして劇的にスタート!闘争心溢れるサウンドとエレガントで美しい中間部、そして未来を見つめるような響きで終わるこの作品は、ホールの雰囲気をガラリと変貌させました。 |
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2 我が心のフォスター | 緊張感あふれる作品の次は、心温まる旋律が次々といろいろな楽器のソロで紡がれた作品。フォスターのメロディーを聴くと、フライドチキンが食べたくなるのは私だけでしょうか?。 | |||||||||||||
3 ボヘミアンダンス | オーボエのソロで演奏されるこの曲は、廿日市市出身の大平3曹のきらびやかで麗しい音色で、会場全体を包み込みました。演奏終了後は、会場から手を大きく振る姿が見えました。錦を飾った名演奏でした。 |
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4 Summer | この作品は、素朴な旋律にどこか懐かしさを感じますが、響きはとても新鮮で新しいキラキラした感じを受けます。小さなワクワクがあちらこちらにちりばめられていて、いつも新しい発見があります。 ピアノのソロは、谷口士長です。 |
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5 I Love... |
演奏が終わった後、客席の奥の方から温かく熱烈な拍手が聞こえました。見ると、制服を着た生徒さんたちでした。やっぱりヒゲダンは凄いと感じた一瞬でした。 | |||||||||||||
6 ビッグバンド オ ン ビート | この曲が始まる前に、阿品台中学校吹奏楽部の皆さんはステージ裏に移動する必要があったため、リハーサルの時に本番テンションでノーカット版(普段リハーサルはマイクチェックだけ。)を披露しました。 と言うことで、本日2回目の本番テンションでの演奏になりました。トランペットの大平2曹、テナーサックスの竹中1曹、クラリネットの谷口士長のソロもリハ増し増しのアドリブに自然と演奏もヒートアップ。廿日市市出身のドラマー河野2曹の登場により客席もテンション上げ上げ。中村3曹とのツインドラム・バトルも手に汗握る素晴らしいものになりました。 |
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(合同演奏) 7 Mela! |
リハーサルの時、私がメロディーを歌う際に歌詞を間違えていたらしく、すぐさま正しい歌詞で数人の生徒さんが歌ってくれました。流石、人気バンド緑黄色社会!ららら…ららら、らららら、ららら。ららら。ここだけは私でも歌えました。 本番も凄くいい音で楽しめました。 |
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(合同演奏) 8 情熱大陸 |
前日から交流があったためか、とてもフレンドリーに演奏ができました。演奏会終了後もパート毎に合同で記念写真を撮っていたり、サインを貰っている姿がありました。いい思い出になったかな。 |