前日、しまなみ海道を渡り四国入り。石鎚山登山口の看板を横目に見ながら、しばらくしてから西条に到着するも、まだ空はほんのり日の光を残していました。矢張り西日本の日の入りは長いなぁ~と改めて感じながら、今夜は明日に備えて充電だ! 久しぶりの2部形式の演奏会。最近は、1時間1本勝負のゴングの鳴り響くコンサートが主軸でしたが、ようやく約2時間の演奏会が開催されるようになってきました。やはり2部構成のプログラムは内容も充実し、クラシカルな作品から多種多様なジャンルの音楽を楽しめるので、聴き応え、吹き応えのあるコンサートになったと体感しました。 |
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第1部 |
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2 歌劇「カヴァレリア・ルスティ カーナ」より間奏曲 | 私にとっては大冒険の作品。とても繊細で揺らぎのある美しくもあり感情的でもあり、はたまた心の内面を描いているようなこの作品を、吹奏楽で表現することは、果たしてできていたのでしょうか。 音の余韻に天使の笑顔が見えていたのは私だけだったのでしょうか? |
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3 熊蜂の飛行 |
続いては打楽器の中からスネアドラムをフィーチャーし、「熊蜂の飛行」をお送りいたしました。 活気あふれる旋律に、呉音楽隊打楽器奏者の渾身の「バチさばき」が光りました。 |
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4 スタンド・アローン | 2009年に放映されたスペシャルドラマ「坂の上の雲」のメインテーマ「スタンド・アローン」をお送りいたしました。 司馬遼太郎さん原作の長編小説「坂の上の雲」をドラマ化、音楽は久石譲さんが担当しました。穏やかなメロディの中に力強さを感じるこの曲は、激動の時代を駆け抜けた3人の愛媛県出身である主人公の凛とした生き様を感じさせるものでした。 |
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5 吹奏楽のための第1組曲 | ホルストの作品といえば「組曲 惑星」を思い浮かべる方も多くいる中、作曲されてから110年以上が経過している名曲、「吹奏楽のための第1組曲」を演奏。 | |||||||||||||||
第2部 6 ファンタズミック~ アンダー・ザ・シー |
第2部の開幕は、ファンタズミックのファンファーレに引き続き、アンダー・ザ・シーを会場の皆様と一緒に手拍子で楽しみました。 | |||||||||||||||
7 千の風になって |
ここ愛媛県西条市出身のテノール歌手秋川雅史さんによって歌われた「千の風になって」をお送りいたしました。 ❛❛ Do not stand at my grave and weep. ❜❜ 直訳すると「私のお墓に立って泣かないで」という作者不詳の詩が、海を渡りこの日本で歌われ多くの人たちの心に響く・・。今回は、清水2曹の歌で。 |
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8 廻廻奇譚 | 人気アニメ「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」のオープニングテーマ、男性シンガーソングライター「Eve(イヴ)」が歌う「廻廻奇譚(かいかいきたん)」をスピード感溢れる吹奏楽のサウンドでお届け。 | |||||||||||||||
9 鉄腕アトム | 昭和の時代に日本のアニメーション、そしてマンガ文化の礎となった手塚治虫さんが生み出したヒーロー「鉄腕アトム」のテーマ曲。鉄腕アトムが生まれたのは今から70年前・・・何と、海上自衛隊と同い年なんです!これも何かの縁ということで演奏しました。 | |||||||||||||||
10 虹 | 子供から大人まで、たくさんの人々に愛され続けているドラえもん。2020年の大ヒット映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌「虹」を、道本2曹の歌で。 | |||||||||||||||
11 スペイン | ジャズの巨匠「チック・コリア」の代表曲「スペイン」を、日本を代表するスーパービッグバンド、熱帯JAZZ楽団のアレンジバージョンを、遠洋練習航海でスペインに寄港したことのある隊員もいる、呉音楽隊ならではの熱い熱い演奏で楽しんでもらいました。 | |||||||||||||||
アンコール 1 川の流れのように |
スペインで熱くなりすぎた呉音楽隊員を、懐深いこの曲が癒してくれました。 | |||||||||||||||
2 行進曲「軍艦」 | 最後は、やはりこの曲。 |