7月9日、呉信用金庫ホールにて「呉音楽隊ファミリーコンサート2023」が開催されました。2部形式のファミリーコンサートは実に3年ぶり!待ち望んだ今回の演奏会では、趣向を凝らした演出がふんだんに盛りこまれ、お客様と一体となった記念すべきステージとなりました。呉音楽隊創設以来初(!)となった演出もあったのですが、果たしてその内容とは…!?
「It' Show Time!!」と題してお届けした第1部。音楽に合わせて緞帳が上がると、様々な種類の制服を着用した隊員たちが登場し、まるでファッションショーのような幕開けとなりました!今回着用した制服は全部で11種類。「小さな世界」の音楽に乗せ、楽器ごとに制服の紹介が行われると、普段なかなかお目にかかれない珍しい制服の数々に、お客様の目は釘付けになっていました。色とりどりの制服の中から、お気に入りは見つかりましたでしょうか?
様々な種類の制服を着用した隊員たち
第1部後半には観客一体型のイベント、「Music Selection with Applause(ミュージック・セレクション・ウィズ・アプローズ)」が実施されました。これは、音楽隊が用意した20曲の中から、お客様のアプローズ(拍手)によって演奏曲目を選んで頂くという、呉音楽隊初の試みです。演奏してほしい曲に拍手をして頂き、その音量をデシベル計測器を用いて計測。厳正な計測結果を元に演奏曲目が決定していくのですが、結果を聞くまでは出演者を含め、誰も演奏曲目が分からないというドキドキ感!!結果が出るたびに会場から歓声が上がり、大盛況のイベントとなりました\(^O^)/
デシベル計測器で計測中
続いて第2部では「Adventure Music‼」と銘打ち、映画「インディ・ジョーンズ」のテーマ曲「レイダース・マーチ」や、映画「ミッション・インポッシブル」から「スパイ大作戦」など、冒険のスリル感やワクワク感をたっぷりと味わって頂ける曲目をお届けしました。なかでも、バケツやタイヤのホイールなどを用いたドラムセットによる、アニメ「ルパン三世のテーマ」では、廃材を使ったとは思えないその大迫力のパフォーマンスに、鳴りやまない拍手と声援が送られていました。
廃材を利用したドラムセットによる演奏
第2部のおしまいは、戦艦「大和(やまと)」のふるさとである呉市を象徴する1曲、組曲「宇宙戦艦ヤマト」でプログラムを終えました。アンコールでは、ロック調にアレンジされた宇宙戦艦ヤマトのテーマが隊員の歌唱により披露され、会場のボルテージは最高潮に。その興奮冷めやらぬまま、行進曲「軍艦」の演奏でファミリーコンサートの幕が閉じられました。
宇宙戦艦ヤマトを歌唱する隊員 フィナーレでは「くれこ・やまと」も登場
今回のファミリーコンサートでは、異なる制服を着用した隊員の登場や、拍手による演奏曲目の決定、更に廃材を利用したドラムセットでの演奏など、盛りだくさんの内容でお楽しみ頂けたかと思います。耳で聴くだけではなく、目で見て、肌で感じることの出来る、まさに五感を使って楽しんだ演奏会。今後はどんな新しい演出が飛び出すのでしょうか?
これからの呉音楽隊にも、ぜひご注目下さい♪
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