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活動レポートActivities Report

 2019年9月29日(土)
 日本遺産「呉鎮守府」開庁130周年記念
海上自衛隊呉音楽隊ファミリーコンサート2019
 みなさん、こんにちは!秋も深まり、だんだん涼しくなってまいりましたね。
 令和元年9月29日、呉信用金庫ホールにて「日本遺産「呉鎮守府」開庁130周年記念海上自衛隊呉音楽隊ファミリーコンサート2019」がありました。
 演奏会のテーマにある日本遺産「呉鎮守府」開庁130周年記念、更に天皇皇后両陛下のご即位に伴い元号も平成から令和へと移りかわり、第1部では「お祝い」のために書かれた作品を、第2部では「お子様からご年配のお客様まで幅広い世代に愛される名曲」と題し演奏会を行いました。
 第1部では日本遺産「呉鎮守府」開庁130周年記念にちなみ、作曲家である八木澤 教司氏に「呉の町」をモチーフにした作品を書いていただきました。作品を依頼するにあたり呉市について勉強していくと約130年以上前、呉にはまだ軍港はなく、のどかな田舎町でした。今では海にはたくさんの艦が往来し、どこからともなくラッパの音が聞こえるようになっています。時代とともに町も移り変わることを学ぶことができました!

 第2部では、幅広い世代に愛される名曲ということで、定番のアニメ音楽をはじめ、「トイ・ストーリー」「となりのトトロ」等映画音楽そして、最後は50年以上の時を超え愛される時代劇の音楽から水戸黄門、大江戸捜査網、暴れん坊将軍等をメドレーで演奏しました。アンコールではこの春から定期的に演奏指導を行っている地元の高校生にも参加していただき、総勢100人を超えるメンバーで演奏しました。
 1曲目は朝の連続テレビ小説「朝が来た」の主題歌「365日の紙飛行機」を演奏+合唱で、2曲目、来年はいよいよ東京オリンピック2020ということで応援ソング「パプリカ」を演奏+踊りで実施しました。
 若さあふれる歌に踊りに圧倒されそうでしたが、私たち自衛官もまだまだ負けていられません!私たちがこうして演奏できるのも応援してくださる皆様あってのこと、少しでも呉の町と皆様へ演奏を通じ恩返しができたらと思います。これからも感謝の気持ちを忘れずに勤務に励んでいきますので呉音楽隊の応援をよろしくお願い申し上げます♪


 記事:3等海曹 田口厚美
 2019年9月21日(土)
 海上自衛隊呉音楽隊ふれあいコンサート
(広島県廿日市市)

皆さん、こんにちは!空高く、うろこ雲が広がり、秋を感じる季節となってきましたね。
 私たち呉音楽隊は、9月21日(土)に、はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあで「海上自衛隊呉音楽隊ふれあいコンサート」を行いました。
 呉音楽隊と廿日市市立七尾中学校吹奏楽部とのコラボで、地元の生徒さんと共に、楽しい時間を共有させて頂きました。
 まず開演前に、呉音ディキシーバンドの7名が、ウェルカムコンサートを行い、愉快なパフォーマンスで会場のお客さんを沸かせました♪

 第1部は、七尾中学校による単独演奏で、「銀河鉄道999」など3曲を演奏されました。若さ溢れるエネルギッシュな演奏で、会場は熱気に包まれました。私たち音楽隊員にとっても、生徒さんたちの情熱的な姿が刺激になりました。
 第2部の演奏は、呉音楽隊。「ゴールデンジュビレーション」から始まり、7曲を演奏しました。私自身も廿日市市出身ということで、オーボエ・ソロでC.チャップリン作曲「バンドとオーボエのためのスマイル」を演奏させて頂きました。地元の慣れ親しんだホールで、自衛官として初めて演奏することができ、思わず感極まってしまいました。心地よい響きの中で吹くことができ、本当に幸せでした。
 第3部は、中学生と音楽隊との合同演奏をお届けしました。1曲目は、今年度の吹奏楽コンクールの課題曲マーチ「エイプリル・リーフ」、2曲目は「アフリカン・シンフォニー」を演奏し、お客さんのボルテージは最高潮でした。
 アンコールでは歌とダンス付で「パプリカ」を演奏。

 この演奏会を通して、私が音楽隊に勤務することができているのも、家族や周りの方の支えがあってのこと…ということに改めて気付かされ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。これから先も、音楽隊で演奏することを通じて、自衛隊の活動への理解を頂くこと、そして、少しでも多くの方の力の源になることができればと思いました。
 涼しくなってくると夏の疲れが出るので、ご自愛してお過ごし下さいね、では。
 記事:3等海曹 大平真理子
 2019年9月14日(土)
 府中市ふれあい音楽会(広島県府中市)


みなさん、こんにちは!今回(9/14)は、広島県府中市にある府中市文化センターへ行って来ました。
 平成28年度には大規模な改修工事も行われ、より快適に利用できるようになりましたが、昨年は、西日本豪雨災害により演奏できなかったこともあり、約3年ぶりとなる当センターでの演奏会でした。
 第1部は、「ゴールデンジュビレーション」で華やかに幕を開け、映画「おくりびと」より〜memory〜では、広島県広島市出身の中串誠 海士長のコントラバスソロで演奏され、その音色は優しく温かく奏でられ聴衆を魅了しました。
 また、第2部の「バンドとオーボエのためのスマイル」では、広島県廿日市市出身の大平真理子 3等海曹のオーボエソロで演奏など熱い思いの込められた呉音楽隊のサウンドで、終始多くのお客様に楽しんでいただきました。
 「より、快適に利用できるように」という思いの込められた府中市文化センターと、私たちのお客様に笑顔と感動を届けたい気持ちが相まって、とても素敵な演奏会になりました。

 記事:3等海曹 福場 公一