2021年 7月
令和3年7月20日(火)、鹿屋市観光協会PR大使の 的場 理奈 様、宮原 奈津美 様、政岡 亜果 様の3名に鹿屋基地に訪問していただきました。今回は『救難機UH-60J』、『管制塔気象観測室』、『P-1哨戒機』を見学していただきました。
救難機UH-60Jを運航している鹿屋航空分遣隊は自衛隊航空機が遭難した場合の航空救難に備える一方、鹿児島県の離島(一部を除く)における主に夜間の急患輸送の要として、鹿児島県知事の災害派遣要請に応えていることを知ってもらえたと思います。
管制塔気象観測室は管制塔の上部に位置しており、鹿屋基地を360度展望できます。鹿屋基地で航空機が運航されている状況を実際に見ていただきました。
P-1哨戒機を運航している第1航空隊は東シナ海を正面とし、九州沿岸、尖閣諸島及び中国の海洋プラットフォーム周辺の警戒監視や北朝鮮関連船舶による瀬取りに対する監視等、昼夜を問わない飛行作業を行う航空隊であることを理解していただけたと思います。
自衛隊と鹿屋市はお互いに情報共有し、様々な活動において連携及び協力しており、今回の訪問で自衛隊と鹿屋市のつながりを強化する良い機会となりました。
令和3年7月9日(金)鹿屋基地モニターを招待し、今回は『鹿屋航空基地史料館』、『救難機UH-60J』、『着水脱出訓練装置』を見学していただきました。
史料館では旧海軍時代から現在の海上自衛隊に至るまでの歴史について学んでもらい、救難機UH-60Jは下半分がオレンジ色のヘリコプターで、鹿児島県は離島を多く抱えており、患者が出た場合など県からの要請を受け急患輸送を実施しています。災害発生時の偵察飛行等の災害派遣にも出動し、鹿児島県民の安全に寄与していることを知ってもらえたと思います。
着水脱出訓練装置、海上自衛隊の航空機は海上を飛行することが多いことから、万が一海上に不時着したことを想定し搭乗員が安全かつ迅速に脱出する訓練を行うための装置です。実際に装置を動かし迫力のある装置を見学してもらいました。