教育・訓練等

安全教育(2輪車安全運転講習)


 平成29年10月18日(水)、2輪車で通勤している隊員を対象に、安全運転の講習を実施しました。今回、「鹿屋自動車学校 2輪車教習指導員」を招き、急制動(ブレーキ操作、減速、停止まで)、緊急回避及び交差点における留意事項等の講習を受けました。

 

緊急回避・・・赤旗を上げたら右へ、白旗を上げたら左へ緊急回避を行います。

 

 

急制動・・・スピードは40㌔に設定し短い距離で停止します。

 

交差点における留意事項

 トラックは普通車に走行を譲っている状況です。

 普通車、バイクお互いにトラックで死角になり見えません。

 

 2台目のバイクと普通車が死角になりました。

 

 次に、それぞれの車両に乗って、普通車からの視線とトラック側からの視線の感覚が変わるのを体験しました。

 
※それぞれ車とバイクは同じ距離にあります。

 
 確かに普通車側(写真:左)は視線が低くバイクが近く感じますが、トラック側(写真:右)は視野が広くバイクが小さく見えます。

普通車の視線            トラックの視線
 

※この教育を受けた隊員は安全運転、防衛運転の意識が高まったと思います。




安全教育(消火器・消火栓操法)

 平成29年9月28日、今年海上自衛隊に入ったばかりの新人隊員に対して安全教育(消火器・消火栓の取扱い)を行いました。
 鹿屋航空基地隊・地上救難班員(通称:クラッシュ)の隊員が消火器・消火栓等操法の説明等を実施!!!全ての隊員が初期消火を行えるように訓練しています。

 ※クラッシュは「よかにせどん」でも紹介しています。


 リンク先⇒よにせどん・よかおごじょ



 

 まずは消火器の説明!火災の種類で消火器も変わります。



 消火ホースの操法は重要な作業となります。火災場所まで素早くホースを伸ばし、消火活動をしなければなりません。素早く消火活動をするにあたって、海上自衛隊では、ホースの持ち方は2種類、伸ばし方は3種類を基本とし、訓練していきます。

 
第1法                  第2法

ホースの持ち方

第1法
 
肩に担ぐ持ち方(写真:左)は、ホースを伸ばしたい場所まで素早く走り、移動距離の短い時に適しています。

第2法
 
脇に抱える持ち方(写真:右)は、持久力性があるため、移動距離が長い場合に適しています。




 まずは、クラッシュ隊員がお手本!さすがプロ!!ホースが真っ直ぐ転がり伸びていきます。



 さあ、新入隊員の訓練の番です。なかなか、先輩のように上手にいきません。

 
第1法                  第2法

ホースの伸ばし方

第1法
 
肩に担いだ状態から(走りながらでもOK)ホースを勢いよく投げ下ろし転がしていきます。その後、片方の接続金具を地面に置き、もう片方の金具を手に持ち走って伸ばしていきます。

第2法
 ホースを地面に立て、片方の金具付近を足で踏み、もう片方は勢いよく振り上げ転がし、その後片方の接続金具を持ち伸ばしていきます。

第3法
 
ホースを横に寝かせ片方の接続金具を持ち、そのまま伸ばしていきます。




 作業が終了したら迅速にホースを巻き上げます。

 

 

 初期消火するためには速さ・正確さが重要です。
 今回の教育は放水するまでに必要なホースの持ち方、ホースの伸ばし方、金具の接続法の重要性を理解しながら訓練しました。




初期消火!放水までの流れ
[このレベルに達するまで、精一杯頑張れ 新入隊員!!]