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4術校 海軍主計科からの伝統継承 
          史料の寄贈受ける
 

第4術科学校は、西村忠弘氏(海軍経理学校三六期卒、神奈川県相模原市在住)から生徒当時使用していた制帽、短剣、剣帯、服務綱要などの寄贈を受けた。寄贈品は七十年余経過しているにもかかわらず保存状況は極めて良好だった。経理学校は兵学校、機関学校と同様に海軍士官学校であり、主計科(庶務、会計、糧食等)士官を養成する学校であるとともに下士官兵を含む専門教育を担任する術科学校としての機能を持っていた。第4術科学校は戦後七十年、学校創立四十周年を迎えるにあたり、伝統とは何か、特に経理・補給・監理等の教育を担任する第4術科学校として主計科からの伝統をいかに継承するかについて検討を進めている。

 「海軍経理学校卒業七十周年記念合同総会」が三月三十日に日本プレスセンター(東京都千代田区)で開催された折、趣旨を説明し史料等提供を依頼したところ、西村氏から快く寄贈を受けた。本件以外にも戦時中の体験談等を編集した著書を多数の人から寄贈を受けている。寄贈品は学校内に史料室を整備し後世に伝えるとともに、学生教育にも活用していく。

 
 
 



第4術科学校、校歌です。
  
wave(3分36秒/2.27MB) MP3(3分36秒/1.03MB) 
              楽譜