『海上自衛隊はチームプレー』

 海を就労、生活の場としている海上自衛官の仕事は、非常に高い専門性を要求されることから、武器、航海、通信、機関、経理、補給、給養(調理)、衛生、航空機整備などの「職種」(「特技」とも言います。)で完全に分業化されています。
  したがって、海上自衛隊は任務を達成するため、指揮官の指揮のもと、チームプレーで日夜、励んでいます。



『隊員の教育〜エキスパートの育成〜』

 チームプレーで仕事をしているとはいえ、隊員個人の能力が高くないと任務は達成できません。最新の航空機も艦艇も人が動かしているのです。
 そこで、各隊員が担当する職種のスキル(熟練した技術)を「術科」と呼び、そのスキルアップのために「術科学校」に入校させ、各職種のエキスパートを育成しています。



『第4術科学校の紹介』

 現在、海上自衛隊は我が国の防衛のみならず、アデン湾での海賊対策など、活動のフィールドを広げています。

 このため、艦艇や航空機の部隊(正面部隊)の活動は、各種報道、インターネットなどを通じて、認知度がUP!していますが、艦艇や航空機の行動を支援する部隊(後方支援部隊)【縁の下の力持ち】のことは残念ながらあまり知られていません。

 しかし、【縁の下の力持ち】が任務完遂の一翼を担っていることは、まぎれもない事実なのです!!

そこで!

 『第4術科学校は、種々ある後方支援の職種の中で、「経理」、「補給」、「給養」、「監理」(業務管理)などの術科を教育するとともに、各種訓練や規則正しい生活を通じて、隊員として相応しい気力、体力、倫理観などの向上にも力を注いでいます。』