艦長 1等海佐 沖重 大樹 歳 神奈川県出身
令和5年3月27日付、第8代護衛艦「ひゅうが」艦長を拝命しました。
本艦は、「ひゅうが」型護衛艦の1番艦として、株式会社IHI(アイ・エイチ・アイ)マリンユナイテッド 磯子工場において建造されました。艦名は、宮崎県の旧国名である日向国に由来しており、旧海軍時代に戦艦(のちに航空戦艦に改造)として運用された「日向」と同じ名前です。
平成21年3月18日に就役、第1護衛隊群(横須賀)に編入され、我が国初の全通甲板を有するヘリコプター搭載型護衛艦として、先頭を切って任務を遂行してまいりました。護衛艦「いずも」の就役に伴う、平成27年3月25日の第3護衛隊群へ編成替え以来、日本海の「守り」として伝統ある舞鶴港を母港としております。
本艦は、多数のヘリコプターを運用する航空機運用機能のほか、中枢指揮機能や医療機能といった多様性を活かし、警戒監視任務とともに、東日本大震災及び熊本地震での災害派遣、地方自治体と連携した防災訓練、外国派遣訓練、日米共同訓練といった各種訓練に従事してきました。引き続き、我が国の平和と独立と安全を守るため、乗員一丸となって一層精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。
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