洋上慰霊祭（ミッドウェー沖）

夕闇迫る「あたご」飛行甲板で整列する隊員達。後方に見えるのは僚艦「あけぼの」です。

山下群司令が追悼の辞を述べます。祖国防衛のために死力を尽くした戦没者に対し哀悼の意を表しました。

洋上慰霊祭の開始時刻を静かに待つ「あたご」ラッパ隊です。右手でラッパを添えるのがラッパ員の「気をつけ」の姿勢です。

葬送曲「悲しみの譜」が吹奏される中、追悼の弔銃の発射音が薄暮のミッドウェー沖に鳴り響きます。

　派遣護衛艦部隊の各隊員は、夕闇せまるミッドウェー海面に向かい、当時をしのび、かつての激戦において艦艇乗組員として、あるいは、航空機搭乗員として祖国防衛の志に燃え、勇戦敢闘し、遂にこの海域に散華された戦没者の胸中を想うのでした。

　戦没者に対し黙とうを捧げます。

戦没者に対し敬礼を行います。「国の鎮め」が吹奏される中、「あたご」儀じょう隊が捧げ銃を実施しました。

　戦没者が眠る海面に花を捧げます。

「あたご」儀仗隊とラッパ隊の面々