10月25日(日)海上自衛隊観艦式が行われました。当日は、雨が降り、海上も

荒れ模様でしたが、整斉と実施されました。本番当日は、私“ちゃんどら”も他の

お仕事がありいつもの写真撮影ができませんでした・・・

 ということで、今回は、10月23日(金)に行われた予行2回目の状況中心に

横浜大桟橋で行われた一般公開を合わせてレポートします。

艦に乗れなかった方、少しでも観艦式の雰囲気を味わって頂ければと思います。

 

こんごう乗艦開始

(予行2回目)

 

予行2回目の天気は、1回目よりも良くなかったものの時折太陽が見え、思ったほど寒くはありませんでした。(本番はかなり寒かったと思います。乗艦された方お疲れ様でした。)

 

出港前には、艦内見学を実施しました。(下)

東京湾を望む

 

観艦式典海域まで約3時間の航海です。東京湾には、多数の貨物船等が北上(東京方面に航行)していました。

 

やはり、日本は貿易立国なんだな〜と感じられるシーンです。

観艦式予行開始

 

「あしがら」を先頭に受閲艦が整斉と並んで航行しています。第1護衛隊群は、観閲部隊に「こんごう」受閲部隊に「ひゅうが」を派出しています。

やっぱりひいき目・・

 

いろいろ艦がありましたが、第1護衛隊群所属の受閲艦「ひゅうが」にどうしてもカメラが向いてしまいます。「ひゅうが」はもちろん観艦式初参加です。

登舷礼を実施する「ひゅうが」

 

甲板上に等間隔に整列し、幹部海上自衛官及び准海尉は、挙手の敬礼を海曹長以下の自衛官は、姿勢を正す敬礼を行うもので自衛艦の敬礼です。やっぱりかっこいいですねぇ〜。

観閲部隊を通過する受閲部隊

 

写真右 遠ざかる艦艇が受閲部隊、写真左たくさんの乗艦者が見える方が観閲部隊です。

 

予行2回目も多くの方に観て頂きました。

低速航行するLCAC(ホバークラフト)

 

私も、LCACが航行しているところを実際に見たのは2回しかありません。

 

災害対応にも活躍しています。

潜水艦部隊

 

潜水艦が3隻浮上航行する姿は初めて見ました。浮上航行する潜水艦もなかなかです。

 

航空機部隊(一部)

SH−60J(K)とUH−60Jの5機編隊飛行とMH−53Eの編隊飛行は圧巻です。

観閲部隊と受閲航空機部隊

 

P−3Cが後方から編隊飛行をしながら近づいています。海上自衛隊のほとんどの装備品をみることができました。

 

航空自衛隊の受閲部隊

 

F−2(左)、F−15(右)本番当日は、天候不良のため飛行はありませんでしたが、予行は2回とも飛んできました。やっぱりかっこいいです。

訓練展示

潜水艦の急速浮上

 

大きな鯨が、勢いよく海面に出てきました。初めて見たので海上自衛官の私も少し感激。

訓練展示

ヘリコプター発艦

 

第1護衛隊群の幕僚としては、見慣れたシーンですが、「ひゅうが」艦上以外の場所から見るのは数少ないと思います。2機同時発艦できるのは、「ひゅうが」ならではの光景です。

訓練展示模擬離着水

US−1A、US−2

 

2機が低速で海面すれすれを飛行します。海面には、着水しませんが低高度を飛ぶUS−1A(左)、US−2(右)は、迫力満点です。

訓練展示

対潜爆雷投下

P−3C

 

写真では、見づらいですが航空機の下に点のように見えるのが対潜爆雷です。

訓練展示

IRフレア発射

P−3C

 

花火のように見えますが、これを発射することによって赤外線に指向するミサイル等を回避します。

10月24日(土)「ひゅうが」、「こんごう」横浜大桟橋一般公開

 

前回の横浜大桟橋一般公開と同様、1万人以上の方にご見学頂きました。ありがとうございます。

 

ところで私がどこにいたか見つけることが出来ましたでしょか?

 

おわかりになりましたら是非声をかけて下さい。

 

満艦飾(左)と展示訓練(右)

 

一般公開当日は、満艦飾と山下公園前海上において航空機の展示訓練を実施しました。航空自衛隊のCH−47J型ヘリコプターと海上自衛隊のUH−60Jが展示をしました。

 

ご婦人の質問に答える「こんごう」隊員

 

午後から雨が降りはじめ、艦への乗り降りに御迷惑をおかけしました。雨にもかかわらずご来艦いただき有り難うございます。

 

我々が“いかなる存在か”皆様にまだまだ説明不足のところもあると思います。機会を通じて情報発信していきます。

横浜大桟橋を母港佐世保に向け出港する「こんごう」

 

全観艦式の日程を終え、母港に帰るため横浜港を出港する「こんごう」です。当日台風が近づいていたため、帰路は、かなり揺れたと聞きました。

 

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