今回は、こんごう航海中の艦内の様子を紹介します。

(少し限定的ですが・・・(苦笑))

出港時は、暖かかった佐世保も、入港したらすっかり冬の寒さに

なっていました。

 

佐世保を出港し、訓練海域に向けて航行中の見張員。まだ、顔には余裕がたっぷりある感じです。この日は、非常に暖かく、汗ばむ陽気でした。

訓練が始まって、一発目のヘリコプターの発着艦作業です。

「こんごう」は、ヘリコプター搭載護衛艦ではありませんが、発着できる飛行甲板を保有しており、意外と発着艦作業回数が多いんです。

着艦したヘリコプターを“タイダウンチェーン”と呼ばれる鎖で甲板に係止している場面です。

“タイダウンチェーン”係止員の二人。作業前後に甲板上を点検し、「異状なし」を報告する姿です。

 上記までの天候はどこへやら・・・。

訓練最後の発着艦作業の写真です。シグナルマンの背中に疲れが・・・(撮る前にシャキッとせいっ!といってみたものの(苦笑))

入港まであとひと踏ん張り!。

 共同訓練で御一緒した米空母の着艦シーンです。なかなかシャッターを押すタイミングが難しい。(“ちゃんどら”さんに指導を受けなければ・・・。)

 つかの間のひととき。科員食堂レストエリアでくつろぐ乗員。

 

 航海中のアイスクリームの味はまた格別なんです。(笑)

先任伍長を囲み、なにやら作戦会議中の先任海曹室の面々。

 

こうやって出港中でもたびたび集まってミーティングを各所で行い、艦としての意思疎通を図っています。

 停泊・航海中を問わず、日夜乗員の胃袋を満たすため、給養員(調理員)は、全乗員の食事を作り続けます。

 

 天ぷらを揚げている写真です。

(約260名分の天ぷらって・・・揚げ終わる頃には腕まで揚がっていそう・・・。)

 こちらは、汁物のダシをとっている様子です。

聞くところによると、この日の天ぷらの食材である海老の殻を使用してだしをとり、それをカツオだしとあわせることにより、おいしいスープができるそうです。

 

 スープの具である春雨をきざんでいるところです。

 朝食は、総員起床の2時間前から作業に入り、みんなより早めに起きて調理します。

 昼・夕食の準備(食材の切り込み、下ごしらえ等)は午前中(朝食後)に済ませ、そのまま昼食の調理を行い、夕食時は配食の約2時間前から調理に入ります。夕食後に次の日の朝食の準備(段取り程度)を行います。

 航海中とはいえ、書類仕事は無くなりません。人事書類の作成・チェックに余念のない補給長。

補給長の守備範囲は広く、乗員の食事、衛生管理、人事、物品管理(補給)、経理・・・etcと雑多な仕事を一気に引き受けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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