4月上旬、呉を出港する護衛艦「さざなみ」の様子です。出港作業は独特の緊張感のなか、安全・確実な作業を心掛けて実施します。
護衛艦「きりさめ」艦橋において、伝令員として艦長を的確に補佐する若手隊員
応急班員とは、護衛艦で火災や浸水が発生した際に、消火や浸水を食い止める作業を実施する隊員のことを言います。護衛艦で火災が発生した場合を想定して、防火服に着替え、通路を閉鎖し、被害に対応し、状況を報告する様子です。
4月中旬に艦内(食堂)における消火訓練を実施しました。
出港中に艦内で火災が発生した場合、乗員のみで消火作業をする必要があり、迅速に消火できなければ甚大な被害が出ます。そのため、定期的に消火訓練を実施し、いつ火災が発生しても対処できるようにしています。また、火災を発生させないためにも乗員一人一人が気を付けて艦内生活を送るよう心掛けています。
4月上旬、洋上でハイラインの訓練を実施する護衛艦「さざなみ」の様子です。ハイラインとは洋上の艦艇が人員や物資を送るために実施する作業です。
4月上旬、護衛艦「さざなみ」はVLA(垂直発射する魚雷)の発射訓練を実施しました。
4月中旬に洋上給油事前訓練を実施しました。
護衛艦は洋上で長期間訓練等を実施する場合、補給艦から燃料を給油する必要があります。今回の洋上給油事前訓練は補給艦との洋上給油を想定して、護衛艦同士で事前に実施した訓練です。このように、事前に訓練を実施することで、安全かつ迅速に作業ができるように取り組んでいます。