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MSDF 3rd Service School

一人前の整備員/基地員になるまで

 本ページでは第3術科学校で教育を受ける者のうち一番採用人数が多い「自衛官候補生」の場合、一人前の整備員/基地員になるまでの道程を紹介します。

入隊からの一人前の整備員/基地員になるまでの道程

 海上自衛隊に入隊すると、まず各教育隊(横須賀・佐世保・呉・舞鶴)にて約4か月間に渡りの海上自衛官としての基礎を学びます。

 各教育隊を修業(海上自衛隊では「卒業」と言わず「修業」と言います。)各部隊において先輩に生活方法や仕事内容を教わりながら勤務します。
 状況によりますが、半年~2年をかけて基礎的な内容を教わります。

 部隊において基礎的な内容を教わった後、各機体整備や発動機整備などの仕事内容(海上自衛隊では「特技」と言います。)の専門的な知識を習得するため、第3術科学校に入校(海士課程)します。
 特技にもよりますが、約3~4か月間入校します。

 第3術科学校修業後、その知識を生かし部隊で勤務します。
 さらなる知識を得るために第3術科学校の専門の課程に入校する場合もあります。

 試験及び選考により3等海曹に昇任すると、海曹としての知識や技能を身に着けるため、各教育隊に約4か月間入校します。

 教育隊を修業し、再び部隊勤務となります。
 海曹となり、部下を指導する機会も増えてきます。

 海曹として一般的な知識の他に、より深い知識を得るため、再び第3術科学校(海曹課程)に入校します。

 第3術科学校を修業し、身に着けた知識技能を生かし部隊勤務をします。
 整備チームの中堅となり、部下を指導したり、自ら作業計画を考えることもあります。