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令和2年7月31日    自衛隊高級課程合同卒業式

7月31日(金)、目黒基地大講堂において、統合幕僚学校、陸上自衛隊教育訓練研究本部及び海上・航空自衛隊幹部学校は、新型コロナウイルス感染予防の観点から規模を縮小した上で、統合幕僚副長(統合幕僚長代理)をはじめ各幕僚長等を迎えて、「自衛隊高級課程合同卒業式」を挙行しました。
   今期の卒業生は、陸・海・空の幹部自衛官47名と留学生2名であり、昨年8月に各自衛隊の幹部高級課程に入校、3月から統合幕僚学校の統合高級課程に入校し、各種講義及び国内の部隊研修等を通じ、上級部隊の指揮官あるいは上級幕僚としての職務を遂行する上で必要な、自衛隊の統合運用等に関する知識及び技能を修得して、約1年間の教育を終えました。
   執行者を代表して、統合幕僚学校長の清田陸将が式辞を述べ、卒業生に対し、自らの能力向上を怠ることなく、今後の統合運用体制の更なる強化の牽引者として活躍されることに期待を寄せるとともに、常に健全性を保持し、飽くなき向上心を堅持しつつ、幅広い視野とバランス感覚を研ぎ澄まし、人格陶冶のため最善の努力をするよう要望しました。    続いて、統合幕僚副長の増子空将が統合幕僚長の訓示を代読し、新型コロナウィルスの流行及び大きな被害を伴う自然災害が多発する厳しい安全保障環境を踏まえ、「強いリーダーシップを発揮し、使命を完遂せよ」、本課程において身につけた知識及び技能を最大限発揮し、「多次元統合防衛力の実現に向け、果敢に挑戦せよ」という2点を要望しました。
   卒業生は、各学校長等及び学校職員の見送りを受け、航空中央音楽隊19名による粛然とした演奏の下、各々の任地に向け目黒基地を後にしました。

学生長申告 統合高級課程 卒業証書授与

【学生長申告】

【統合高級課程 卒業証書授与】

合同執行者代表 統合幕僚学校長式辞 統合幕僚長訓示(統合幕僚副長代読)

【合同執行者代表 統合幕僚学校長式辞】

【統合幕僚長訓示(統合幕僚副長代読)】

学生見送り 学生見送り

【学生見送り】

【学生見送り】

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