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活動情報

平成28年度自衛隊統合防災演習について

  • 実施期間
      机上演習  : 平成28年6月29日(水)及び同月30日(木)
      指揮所演習 : 平成28年7月 5日(火) ~ 同月 8日(金)
       
    演習の目的 南海トラフ地震が発生した場合の想定及び事例研究を通じて、自衛隊と関係機関等との連携について検討するとともに、自衛隊南海トラフ地震対処計画に定める災南海統合任務部隊司令部等の指揮幕僚活動について演練し、震災対処能力の維持・向上を図る。
  • 演習の状況

    「平成28年度自衛隊統合防災演習」において関係府省庁及び在日米軍との机上演習を実施

    統合幕僚監部は、6月29日及び30日、防衛省市ヶ谷地区において、平成28年度自衛隊統合防災演習(机上演習)を実施した。

    本演習は、関係府省庁及び在日米軍の参加を得て、南海トラフ地震が発生した場合の想定及び事例研究を通じ、自衛隊と関係府省庁等との連携について検討するものであり、6月30日に実施した机上演習では、統合幕僚監部、陸・海・空幕僚監部、各主要部隊等、自衛隊からの参加者約70名に加え、関係府省庁及び在日米軍から約30名の参加を得て、活発な議論・意見交換を行った。

    全般として、平成28年熊本地震への対応に係る実務レベルでの教訓等を踏まえ、自衛隊、各関係府省庁等の震災対処に係る課題認識についての意見交換を通じ、自衛隊と関係府省庁及び在日米軍との間で協力可能な事項等について相互理解の促進を図った。参加者からは、いつ起きるか分からない、次なる震災対処のためにも、本机上演習は有益であったとの声も寄せられた。

    今後は、今回得られた成果等を活用して、自衛隊の各種大規模対処計画への反映の方向性を検討するとともに、政府一体となった震災対処に、より積極的かつ効果的に貢献できるよう、自衛隊の震災対処能力の維持・向上を図っていく。