Activity

活動情報

イラク人道復興支援活動

  • 任務運航800回達成

    平成20年12月12日(金)の任務運航を最後に約5年間に及ぶ任務を終了し、
    平成20年12月23日(火)全員無事帰国いたしました。
  • イラク人道復興支援活動内容

    航空自衛隊は、イラクにおける人道復興支援活動及び安全支援活動として国連及び多国籍軍の人員、物資等をC-130輸送機により輸送しています。

    多国籍軍は、イラク国内の安全及び安定を回復するだけではなく、医療施設・学校等の公共施設の再建等復興支援活動に取り組んでいます。

  • 展開基地

    活動マップ
    クウェート アリ アル・サレム空軍基地
    活動実績
    2004年03月03日 1回目
    2004年12月13日 100回目
    2005年10月09日 200回目
    2006年04月19日 300回目
    2006年10月30日 400回目
    2007年05月03日 500回目
    2007年10月26日 600回目
    2008年04月30日 700回目
    2008年11月07日
    • 800回目
    • ※イラク派遣輸送航空隊のC-130が人員物資等の空輸を実施し、通産800回に到達いたしました。
    2008年12月12日 821回目

 

  • 第16期イラク復興支援派遣輸送航空隊司令の北村1佐
  • HPを御覧の皆様、第16期イラク復興支援派遣輸送航空隊司令の北村1佐です。

    我々第16期派遣隊員は、前段隊員が7月中旬に、後段隊員が8月中旬にそれぞれ本邦を出発し、8月22日に第16期イラク復興支援派遣輸送航空隊としての編成を完結させ、これまで第1期から第15期までの延べ3000名以上に及ぶ隊員が完全試合で積み重ねてきた航空輸送任務の襷を引き継ぎ、現在も約200名余の隊員でその襷を終わりなきゴールへ向け日々任務を継続しているところであります。

    ここ中東の地は、9月に入ってもまだ日中50℃に近づく酷暑の環境であります。しかし、そんな環境の中にあっても派遣輸送航空隊の隊員は、「我々が中東の地においてイラクの復興のための航空輸送任務を行うことにより、イラクの復興と中東地域の安定、そして未来の日本の国益を担っている。」という誇りを持ち、厳しい環境ではありますが、それを克服し頑張ってくれております。

    我々は多くのコアリッション・メンバーと共に協力し合い、連携しながらこの活動を行っております。この場に我々航空自衛隊が日本の代表として存在し活動することは、国際社会における一員としての果たすべき義務の大切さを肌で強く実感するところであります。

    共に汗を流すことにより、コアリッション・メンバーとの相互理解の促進、信頼関係の醸成がなされ、それが国際社会における日本に対する信頼と確固たる地位を築くことができると感じているところであります。

    本任務の特性上、その様相が中々皆様方にお届けできないのが残念でありますが、我々の活動は着実に成果を上げております。

    また、そのような成果を上げることができるのも、国民の皆様の理解があってのことであります。

    我々は、日本から遠く離れた中東の地において活動しているものの、「中東の地を飛び、イラクの復興を願うと共に、子供たちの未来の日本を守る」という気持ちでこれからも頑張ってまいります。

    どうか皆様にあたたかく見守っていただきますと共に、応援のほどよろしくお願いいたします。

    イラク復興支援派遣輸送航空隊司令
    1等空佐 北村 靖二