令和7年度入省者向け 職員採用パンフレット等(一般職,専門職)
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3詳細は防衛白書をぜひご覧ください02メッセージ・目次日本を取り巻く世界情勢防衛省の取り組み04組織図・試験スケジュール・採用試験の区分防衛省一般職について各機関の紹介 本省内部部局 本省所在機関 防衛大学校 防衛医科大学校 統合幕僚監部 情報本部 陸上自衛隊 海上自衛隊 航空自衛隊 地方防衛局 防衛装備庁キャリアパス研修制度について若手職員座談会Q&A(一般職)採用予定者数(2023年)050608101112131416182022242628293031323435363738404243444647一般職 採用案内専門職 採用案内一般職・専門職共通採用案内防衛省・自衛隊は、わたしたちの生命・財産と国の領域(領土、領海、領空)を守り抜くほか、国内外の大規模災害や国際平和協力活動を含む様々な事態に対応しており、日本の「最後の砦」として、重要な役割を果たしています。日本周辺における安全保障環境は戦後最も厳しい状況にあるなか、国民の命と平和な暮らし、そして日本の領域(領土、領海、領空)を確実に守り抜くために、2022年12月、新しい戦略文書として、国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画が作成されました。新しい戦略文書のもとで、国を守る組織である自衛隊がその能力を発揮するため、必要な装備品(護衛艦、戦闘機など)の整備や自衛隊員の教育・訓練といった取組などを防衛力整備の一環として進めています。また、それら防衛力整備のために毎年必要な予算を確保し活用しています。日本とアメリカは自由や民主主義といった基本的価値と戦略上の利益を共有する、とても大切な同盟関係にあります。現在、世界には、海洋・宇宙・サイバー空間を安定して使うことに対するリスク、海賊行為、大量破壊兵器や弾道ミサイルの拡散、国際テロ、気候変動など、一つの国だけで対応することが難しい安全保障に関係する問題が数多く存在しています。日本はアメリカと協力して、このような色々な国に関わる問題を解決するための取組を進めており、日米同盟は日本だけでなく、インド太平洋地域、さらには国際社会の平和と安定、そして繁栄に大きな役割を果たしています。宇宙空間には様々な種類の人工衛星が打ち上げられ、天気予報や携帯のGPS機能など、日常の様々な場面で役立っています。また、インターネットなどの情報通信ネットワーク上の仮想空間(サイバー空間)や、テレビやラジオ放送、携帯電話の通信などに使われている電波などの電磁波も、わたしたちの日常生活に深く入り込んでいます。このような宇宙・サイバー・電磁波の領域は、国民生活になくてはならないインフラであるとともに、日本の防衛にとっても重要なものとなっています。国際社会の力関係はとても速いスピードで複雑に変化しており、もはやどの国も一国だけで自分たちの国を守ることはできません。こうした中で、日本や地域・国際社会の平和や繁栄を守るために、防衛省・自衛隊は、外国の国防省・軍隊との協力・交流を通じて、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて様々な取組を行っています。防衛省専門職について組織図・採用予定者数試験概要・Q&A各機関の紹介 本省内部部局 陸上自衛隊 海上自衛隊 航空自衛隊 地方防衛局 情報本部 防衛装備庁海外で活躍する職員キャリアパスワークライフバランス転勤について・勤務条件福利厚生・ホームページ・SNS近年、人工知能(AI)、量子技術、情報通信技術などの技術が急速に発展し、防衛や安全保障にも大きな影響を与えるようになっています。このように、これまでの防衛・安全保障に変革を起こすかもしれない技術は「ゲーム・チェンジャー」と呼ばれ、この先端技術は、防衛省・自衛隊にとっても重要であり、将来的に防衛分野に活用しうる技術を育てるために、企業や大学などの先進的な技術に関する基礎研究に対しての支援なども実施しています。防衛省・自衛隊は、大規模な災害が発生した時には、地方公共団体や関係省庁などと連携・協力しながら、被災者の捜索・救助や医療支援、水や食料の提供など、様々な活動を行っています。また、自然災害への対応だけではなく、医療施設が不足している離島などの救急患者を航空機で輸送する緊急輸送(急患輸送)なども行っています。新しい戦略文書と予算日米同盟の強化宇宙・サイバー・電磁波領域での挑戦世界の国々との安全保障協力の推進最先端技術を活かした新たな挑戦大規模災害などへの対処010402050306防衛省の取り組み

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