安全保障・防衛分野における国際協力の必要性と潜在性がかつてなく高まる中、防衛省・自衛隊としても、我が国の安全及び地域の平和と安定、さらには国際社会全体の平和と安定及び繁栄の確保に積極的に寄与していく必要があります。このため、防衛大綱は、「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンを踏まえ、地域の特性や相手国の実情を考慮しつつ、多角的・多層的な安全保障協力として二国間・多国間の防衛協力・交流を戦略的に推進していくこととしています。
このうち、多国間における安全保障協力の枠組みについては、拡大ASEAN国防相会議（ASEAN Defence Ministers’ Meeting Plus：ADMMプラス）、ASEAN地域フォーラム（ASEAN Regional Forum：ARF）をはじめとした取組が進展しており、インド太平洋地域の安全保障分野にかかる議論や協力・交流の重要な基盤となっており、我が国としては、そうした枠組みなどを重視して域内諸国間の協力・信頼関係の強化に貢献するとともに、各種の取組を通じ、地域における多国間の協力強化に寄与することとしています。
このような政府としての方針の下、防衛政策局参事官付国際安全保障政策室は、多国間安全保障枠組み・対話に係る取組を推進しているところ、新たな施策の企画から実施までを主体的に実施することのできる方を募集するものです。
また、国家安全保障戦略において、女性の人権保護・救済促進に向けた国際的な取組を主導し、あらゆる分野におけるジェンダー平等の実現と女性のエンパワーメントの促進のために国際的な取組を行っていくことが明記されるなど、女性・平和・安全保障（ＷＰＳ：Women, Peace and Security）促進に向けた国際的な取組の強化も求められています。
防衛政策局参事官付国際安全保障政策室は、多国間安全保障に関する取組を推進しているところ、東南アジア、中東・アフリカ、太平洋島嶼国等の地域との協力について新たな施策の企画から実施までを主体的に実施することのできる方を募集するものです。
詳しい募集要件、処遇等はこちらをご確認下さい。
申込みは終了しました。受験を希望する採用官職の応募書類を以下リンクからダウロードして下さい。
申込みは終了しました。応募書類を記入の上、応募フォームにより令和５年９月６日（水）までに送信して下さい。
９月７日以降に送付されたものは申込みを受け付けません。
| 受付期間 | 令和５年８月７日（月）～令和５年９月６日（水） |
|---|---|
| 第１次合格発表 | 令和５年９月中旬頃を予定 ※エントリーされた方全員に、結果をメールで通知します。 |
| 第２次選考 | 順次実施 ※第１次選考合格者に、日程調整のメールを差し上げます。 |
| 最終合格発表 | 令和５年９月下旬頃までに連絡（予定） |
防衛省大臣官房秘書課 稲富・佐々木・唐澤
電話：０３－３２６８－３１１１（内線２２１０４）
電話受付時間：平日１０００～１７００
Mail：[email protected]
2023年9月6日更新