資料45 ビエンチャン・ビジョン2.0,,,,,,,,,,,,,, アップデートの趣旨,,,,,,,,,,,,,, ○ 2016年11月のビエンチャン・ビジョン表明以降3年間の日ASEAN防衛協力に係る取組をレビュー,,,,,,,,,,,,,, ○ インド太平洋地域を一体と捉えるより広い文脈でビジョンを再定義,,,,,,,,,,,,,, ○ 日ASEAN防衛協力の実施3原則を提示するとともに、ASEANの強靭性の強化を協力の目的として明示,,,,,,,,,,,,,, 内容,,,,,,,,,,,,,, 1.ビエンチャン・ビジョンに基づく取組のレビュー,,,,,,,,,,,,,, (1)多国間の取組:乗艦協力プログラム、HA/DR招へいプログラム、プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム,,,,,,,,,,,,,, ○ 多様なメニューを通して参加者の技量向上に寄与するとともに、共通の課題に向け参加者が行動を共にする機会を提供して一体感の醸成に寄与するなど、心と心の協力を実施,,,,,,,,,,,,,, (2)二国間の取組:海洋安全保障、HA/DR、施設等の分野に係る能力構築支援、装備・技術協力、人材育成・学術交流等,,,,,,,,,,,,,, ○ 対象国における能力の定着を目指した事業を複数年度にわたる計画の下で実施するなど、透明性の高いプロセスを重視した、きめ細やかで息の長い協力を実施,,,,,,,,,,,,,, (3)これらの取組を通じ、特に以下の分野において、ASEAN全体としての能力の蓄積に寄与するとともに、ASEANの中心性と一体性を支援する観点から、取組の継続・発展を通じてASEANの強靭性に寄与することの重要性を確認,,,,,,,,,,,,,, @「法の支配」の貫徹、A海洋安全保障の強化、B災害や非伝統的脅威等の地域的な課題への自律的な対処の支援,,,,,,,,,,,,,, ⇒ ASEANの中心性と一体性、それらの素地となる強靭性の3要素の関係性に留意し、より実践的な防衛協力を追求,,,,,,,,,,,,,, 2.「インド太平洋地域」の文脈でのビエンチャン・ビジョンの再定義,,,,,,,,,,,,,, (1)ASEANはインド洋と太平洋の結節であり地域協力の要,,,,,,,,,,,,,, (2)「ASEANインド太平洋アウトルック」に示された理念(開放性、透明性、包摂性、ルールに基づく枠組み)は、日本が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想と、基本的な考え方において通底,,,,,,,,,,,,,, (3)日本は、「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進する上で、「ASEANインド太平洋アウトルック」を尊重しつつ、ASEAN諸国及び基本理念を共有する全ての国とのパートナーシップを通じた、対等で開かれた協力を推進,,,,,,,,,,,,,, 3.日ASEAN防衛協力の実施3原則,,,,,,,,,,,,,, (1)心と心の協力:ASEANの理念の尊重、人的ネットワークの重視、個別ニーズに率先して耳を傾ける姿勢,,,,,,,,,,,,,, (2)きめ細やかで息の長い協力:計画的・継続的で透明性のある関与、持続可能なアウトカムの追求,,,,,,,,,,,,,, (3)対等で開かれた協力:ASEANの中心性・一体性・強靭性に資する国際連携の強化,,,,,,,,,,,,,, T.協力の目的:東南アジア地域を結節とする「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化に向けた、,,,,,,,,,,,,,, @ 日ASEANの戦略的パートナーシップの強化、AASEANの強靭性の強化を通じた中心性と一体性への貢献,,,,,,,,,,,,,, U.協力の方向性:ASEANの中心性・一体性・強靭性に資する取組を、実施3原則に基づき、以下の重点領域を中心に展開,,,,,,,,,,,,,, @ 中心性・一体性の原則に根差したアプローチ,,,,,,,,,,,,,, ○ ASEAN中心の枠組みを主軸として、ASEAN諸国及び域外関係国との国際連携を促進,,,,,,,,,,,,,, ○ 防衛当局間の連結性の向上や規範・慣行等の共有により、信頼醸成と相互運用性を促進,,,,,,,,,,,,,, A 重点領域:ASEANの強靭性の強化に資する協力,,,,,,,,,,,,,, ○ 「法の支配」の貫徹:海洋及び航空分野に係る普遍的な国際規範の形成・共有を促進,,,,,,,,,,,,,, ○ 海洋安全保障の強化:地域の平和と安定を見据えた域内国の取組を支持し、海洋状況把握等に係る能力向上を促進,,,,,,,,,,,,,, ○ 地域的な課題への自律的な対処の支援:災害や非伝統的脅威等に対する対処能力向上を促進,,,,,,,,,,,,,, V. 協力の手段:以下の多様な手段を組み合わせ、関係各省庁との緊密な連携の下、実践的な防衛協力を実施,,,,,,,,,,,,,, @ 国際規範の実行に向けた認識共有促進:セミナー等を通じた規範・慣行に係る知見の共有,,,,,,,,,,,,,, A 能力構築支援:自衛官等の派遣及び実務者等の招へいを通じ支援対象国の能力向上に向けた自律的・主体的な取組を支援,,,,,,,,,,,,,, B 防衛装備・技術協力:装備品・技術移転、防衛装備・技術協力に係る人材育成、防衛産業に関するセミナー等の開催,,,,,,,,,,,,,, C 訓練・演習:二国間訓練の実施、多国間共同訓練・演習の実施及び参加形態の拡充、自衛隊訓練へのオブザーバー招へい,,,,,,,,,,,,,, D 人材育成・学術交流:留学生・研修生の人的ネットワークの強化、オピニオンリーダー招へい,,,,,,,,,,,,,,