資料45 防衛省主催による多国間安全保障対話,,,, 安全保障対話,,,概 要,最近の状況 防 衛 省 主 催,内部部局など,日ASEAN防衛当局次官級会合(Japan-ASEAN Defense Vice Ministerial Meeting),防衛省の主催により、09年から開催し、ASEAN加盟各国の防衛当局の次官級をわが国に招き、地域の安全保障上の課題について率直な対話を行い、緊密な人的関係の構築を通じて多国間・二国間の関係強化を図ることを目的としている。,19年10月、ASEAN全加盟国及びASEAN事務局の防衛当局次官級の参加を得て、第11回会合を東京において開催し、「地域の安全保障情勢」、「インド太平洋を巡る構想:自由で開かれた地域秩序に向けて」及び「地域の防衛協力に向けたASEANの取組」の3つのテーマについて、出席者の間で率直かつ建設的な意見交換を行った。 ,,アジア太平洋地域防衛当局者フォーラム(東京ディフェンス・フォーラム、Tokyo Defense Forum),防衛省の主催により、96年から開催し、アジア太平洋地域の防衛政策、防衛交流担当局長クラスの参加を得て、防衛面に焦点を当てた信頼醸成措置への取組などに関する意見を交換する場としている。,19年3月に開催された第23回フォーラムでは、アジア太平洋地域の25か国に加え、フランス及び英国の計27か国、並びに、ASEAN事務局、欧州連合(EU)及び赤十字国際委員会(ICRC)の参加を得て、@「インド太平洋地域における安全保障課題」、A「変動する安全保障課題と展望」について幅広く議論を行った。 防 衛 省 主 催,陸自,陸上防衛部長級対話(G5D:G5 Dialogue),陸自の主催により、17年度から開催し、わが国と共通の価値観を有し、陸上自衛隊と緊密な関係にある各国の陸軍種などとアジア太平洋地域への平和と安定に陸軍種として主体的に貢献するため、多国間による同地域への関与のあり方について意見交換する場としている。,18年2月、米(海兵隊を含む)、豪、英、仏の4か国5軍種の参加を得て、「陸軍種として、アジア太平洋地域の防衛協力の目指す方向性」をテーマとしたグループ討議、化学学校研修などを行った。 ,,陸軍兵站実務者交流(MLST:Multilateral Logistics Staff Talks),陸自の主催により、97年度から毎年開催し、インド太平洋地域、欧州地域の主要国などから兵站実務者を招き、兵站協力などに関する意見を交換する場としている。,19年11月、インド太平洋地域及び欧州地域の25か国から兵站実務者などの参加を得て、第23回陸軍兵站実務者交流を開催し、「都市災害対応における兵站(オリンピック対応含む)」をテーマとして意見交換を行った。 ,海自,アジア・太平洋諸国海軍大学セミナー(APNCS:Asia Pacific Naval College Seminar),海自の主催により、98年から毎年開催し、アジア太平洋諸国の海軍大学などから関係者の参加を得て、学校教育及び学校研究の資を得ること及びセミナー参加国との防衛交流及び相互理解の推進への寄与を目的に、海軍力の果たす役割などに関し、意見を交換する場としている。,19年2月、18か国の海軍などの軍人や、慶應義塾大学、政策研究大学院大学、IBCコンサルティング&パブリッシンググループ、笹川平和財団からも参加者を得て、第22回のセミナーを開催し、「自由で開かれたインド太平洋における海軍間の協力」をテーマとして、参加者からの発表及び活発な意見交換を行った。また、部隊・文化研修を行い、海自及び日本の文化・歴史などの理解を深めた。 ,,WPNS次世代海軍士官短期交流プログラム(WPNS STEP:Western Pacific Naval Symposium Short Term Exchange Program),海自の主催により、11年から毎年開催し、WPNS(西太平洋海軍シンポジウム)構成国などの海軍の次世代士官の参加を得て、わが国の安全保障環境、防衛政策及び防衛力整備、歴史・文化に対する参加者の理解を深化させる場としている。,19年10月、27か国の海軍士官などの参加を得て、第9回WPNS次世代海軍士官短期交流プログラムを開催し、「自由で開かれたインド太平洋における海軍間の協力」をテーマとして、各国海軍の新たな取り組みや装備品の展望などについての発表、活発な意見交換を行った。 ,空自,空軍大学セミナー,空自の主催により、15年から開催し、アジア太平洋地域を中心とした空軍大学関係者などの参加を得て、幹部教育などに関する意見を交換する場としている。(※96年から14年までは国際航空防衛教育セミナーとして実施),19年11月、5か国などから空軍大学関係者及び研究員を招へいし、「今日の抑止戦略をどう構想するか」をテーマとして基調講演、参加者からの発表及び意見交換を行った。 ,,指揮幕僚課程学生,空自の主催により、01年から毎年開催し、アジア太平洋地域などの空軍大学学生などの参加を得て、安全保障と各国の役割などに関する意見を交換する場としている。,19年10月、18か国の空軍大学学生などの参加を得て第19回セミナーを開催し、「各国空軍の現状及び課題を踏まえた今後の方向性」をテーマとして意見交換を行った。 ,,多国間セミナー,, 防 衛 省 主 催,防衛大学校,国際防衛学セミナー,防大の主催により、96年から開催し、アジア太平洋地域の士官学校などの代表者を招へいして、国際情勢および安全保障などに関する討議を行う場としている。,16年7月、10か国を招へいし、第21回目のセミナーを開催し、「サイバーセキュリティに寄与する士官学校の教育・研究」をテーマとして意見交換を行った。なお、当該セミナーは16年を最後に閉会した。 ,,国際士官候補生会議,防大の主催により、98年から毎年開催し各国の士官候補生を招いて、21世紀における軍隊などに関する意見を交換する場としている。,19年3月、第22回目の会議を開催し、「変化する世界、変わらない信念」をテーマとして意見交換を行った。 ,防衛研究所,安全保障国際シンポジウム・コロキアム,防研の主催により、99年から毎年開催し、各国の研究者などの参加を得て、公開の場で報告と意見交換を行い、一般国民の安全保障に対する認識を深めることなどを目的として行っている。,19年12月、第21回目の国際シンポジウムとして開催し、米国、露国、オーストラリアなどの他、国内から著名な研究者・実務者を招き、「一帯一路構想と国際秩序の行方」を主題として意見交換を行った。 ,,戦争史研究国際フォーラム,防研の主催により、02年から毎年開催し、軍関係研究者などの参加を得て、戦争史の比較による相互理解などを目的として行っている。,19年9月、第17回目の戦争史研究国際フォーラムを開催し、米国、英国、オーストラリアなどの他、国内から著名な研究者・実務者を招き、「紛争の想定外の拡大」を主題として意見交換を行った。 ,,ASEANワークショップ,防研の主催により、10年から毎年開催し、アジア太平洋地域が共通に直面している新たな安全保障問題についてワークショップ形式の研究会を行っている。18年からは地域をASEAN諸国とした。,20年2月、フィリピン、ベトナム、インドネシア及びタイの研究者を招き、「米中対立とASEAN」を議題に意見交換を行った。 ,,,, ,,,,