資料19 日米協議(閣僚級)の実績(17(平成29)年以降), ,概要・成果など 2017.2.4,・東シナ海・南シナ海における中国の活動は、アジア太平洋地域における安全保障上の懸念であるとの認識を共有 日米防衛相会談,・北朝鮮による核・ミサイル開発の進展は、日米両国と地域の安定に対する安全保障上の重大な脅威であるとの認識で一致 /東京,・尖閣諸島に関する米国の立場を確認 ,・東シナ海への関与を強化することで一致 出席者,・日米韓をはじめとする3か国間の防衛協力のほか、多国間の枠組みによる協力を強化していくことで一致 稲田防衛大臣,・日本側から、防衛力を強化し、同盟における我が国の役割を拡大していく旨述べた マティス国防長官,・米側から、米国は日本の防衛に引き続きコミットしていく旨述べ、継続したプレゼンスを通して同地域への米国のコミットメントを強化していく旨強調 ,・米国の拡大抑止の揺るぎないコミットメントを含む日米同盟の重要性を確認 ,・2015年に策定されたガイドラインを踏まえつつ日米同盟の抑止力・対処力を一層強化する必要があるとの認識で一致 ,・日本側から、在日米軍再編の着実な進展に向けた協力を要請。米側からは、日米で連携して進めたい旨発言 ,・普天間飛行場の移設に関し、辺野古への移設が唯一の解決策であるとの立場を共有し、引き続き緊密に協力することで一致 ,・日本側から、沖縄の負担軽減について協力を要請し、在日米軍の安定的な駐留を確保するため協力することで一致 2017.6.3,・北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射等は、日米両国と地域の安定に対する明らかな挑発であり、断じて容認できず、日米に加え日米韓が緊密な連携を実施していくことが重要との認識で一致 日米防衛相会談,・日本側から、空母打撃群の派遣を含む米国による地域の平和及び安定への目に見えるコミットメントを高く評価するとともに、北朝鮮に対する圧力を強化していくことが重要である旨発言 /シンガポール,・尖閣諸島に関する米国の立場を確認 ,・東シナ海の平和と安定の確保や南シナ海への関与について、日米間の協力を深化させていくことを確認 出席者,・日米同盟の抑止力・対処力を一層強化する必要があるとの認識で一致し、日本海で実施されている自衛隊と空母打撃群との共同訓練をこれに資するものとして歓迎 稲田防衛大臣,・日米安全保障協議委員会(SCC)の早期開催に向け引き続き調整を進めることで一致 マティス国防長官,・在日米軍再編計画を着実に進展させることで一致し、米側から、引き続き、日米で緊密に協力していくことへのコミットメントを表明 ,・普天間飛行場の辺野古への移設が唯一の解決策であるとの立場を共有し、引き続き緊密に協力することで一致 ,・日本側から、沖縄の負担軽減について協力を要請し、在日米軍の安定的な駐留を確保するため協力することで一致 2017.8.17,・日米同盟を更に強化する意図を確認するとともに、同盟がアジア太平洋地域の平和と安全の礎であり続ける旨を確認。 日米安全保障協議委員会,・米国の核戦力を含むあらゆる種類の能力を通じた日本の安全に対する同盟のコミットメントを再確認 (「2+2」),・北朝鮮による核・ミサイル開発は断じて容認できないとした上で、北朝鮮に対する圧力強化を更に進めていくことが必要である旨確認。引き続き日米、日米韓で緊密に連携しながら、北朝鮮の脅威を抑止するため、同盟としての防衛態勢の強化と能力の向上を図る具体的取組を進めていくことで一致 /ワシントン,・尖閣諸島に関する米国の立場を確認 ,・東シナ海の平和と安定のため日米が引き続き協力していくことで一致 出席者,・南シナ海情勢について、航行の自由を支える各々の活動を始め、日米の継続的な関与が重要である旨一致 小野寺防衛大臣,・日米同盟の対処力・抑止力を一層強化する取組を進めることで一致。特にあらゆる事態において同盟としてのシームレスな対応を確保するため、日米両国の各々の役割、任務及び能力の見直しを通じたものを含め、同盟を更に強化する具体的な方策及び行動を立案 河野外務大臣,・日本は、次期中期防計画期間を見据え、同盟における役割の拡大と防衛協力の強化を意図 マティス国防長官,・米国は、最新鋭の能力の日本への展開にコミット ティラソン国務長官,・閣僚からのガイダンスに基づき、立案作業を進めるよう事務当局に指示 ,・「日米防衛協力のための指針」の実施についてコミットメントを再確認 ,・相互のアセット防護の運用開始及び新日米ACSA発効を歓迎 ,・米国の拡大抑止が日本の安全並びにアジア太平洋地域の平和と安定の確保に果たす不可欠な役割を再確認 ,・共同計画、防空及びミサイル防衛、非戦闘員退避のための活動(NEO)、防衛装備・技術協力、情報協力・情報保全に係る協力の強化・加速を確認 ,・宇宙、サイバーにおける協力の拡大、協力に向けた協議の深化 ,・地域のパートナーとの三カ国及び多国間の安全保障・防衛協力の進捗を強調 ,・日米韓共同訓練を拡大し、情報共有の強化を強調 ,・東南アジア諸国への能力構築支援や防衛装備・技術移転を一層強化する意図を確認 ,・政府全体にわたる、海洋安全保障に係る能力構築に関する対話の立ち上げに係るコミットメントを確認 ,・普天間飛行場の辺野古への移設が唯一の解決策であることを再確認 ,・既存の在日米軍再編計画の着実な実施へのコミットメントを再確認 ,・在日米軍駐留経費負担全体の水準等を再確認 ,・共同使用の促進を再確認 ,・環境及び軍属に関する日米地位協定の着実な実施の重要性を強調 2017.8.17,・日米両国の国防当局のトップの間の信頼関係の確立の重要性や、協力して日米同盟強化に取り組むことで一致 日米防衛相会談,・北朝鮮の問題について意見交換し、日本側から、今は圧力を強化すべき時であること、今後も米軍と連携してあらゆる事態に万全を期すために必要な措置を講じる旨発言 /ワシントンD.C.,・北朝鮮の問題への対応については、日米の緊密な意思疎通と連携が不可欠であることを確認し、北朝鮮への圧力を一層強化していくことや、北朝鮮の脅威を抑止するため防衛態勢と能力の向上に取り組むことで一致 ,・厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、日米双方が能力向上に取り組むとともに、ガイドラインの実効性確保の取組を進め、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことで一致 出席者, 小野寺防衛大臣, マティス国防長官, 2017.10.23,・北朝鮮の核・ミサイル開発の状況・見通しについて情報を共有 日米防衛相会談,・日本側から、北朝鮮の核・ミサイル開発が我が国を含む地域の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威となっていることを踏まえ、いかなる事態にも同盟として連携した対応がとれるよう、しっかりと議論していく必要がある旨発言、米側からも同様の立場が示され、米国の拡大抑止のコミットメントを含め、日本の防衛に対する強い決意を改めて表明 /フィリピン,・北朝鮮の弾道ミサイルの脅威の高まりを踏まえ、万全の防衛態勢を確保することで一致し、イージス・アショアを中心とした新規BMDアセットの導入について日米が協力していくことを確認したほか、イージス艦を含む日米のアセットによる運用面での連携を一層緊密なものとしていくことで一致 ,・累次の北朝鮮の挑発行動に際しての電話会談等を通じ、高いレベルのコミュニケーションが確保されていることを歓迎し、引き続き日米間で緊密に情報共有していくことを確認 出席者,・北朝鮮に対する目に見える形での圧力をかけ続けていくことや、今後の対応における日米の緊密な連携の重要性を確認 小野寺防衛大臣,・日米韓三か国での緊密な協力を進めることを改めて確認 マティス国防長官,・東シナ海の醸成を引き続き注視し、その平和と安全のため、日米が協力していくことで一致 ,・南シナ海の情勢も踏まえた東南アジア地域への関与の重要性を確認し、ADMMプラスの枠組みによる域内の多国間安全保障協力・対話の発展を歓迎 ,・日本側から、日ASEAN防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」に基づきASEANの能力向上のための取組を進めていく旨発言 ,・能力構築支援をはじめ、日米が連携して東南アジア諸国との防衛協力を推進していくことで一致 ,・日本側から、在日米軍の安定的な駐留を確保するために、地元の理解を得ることが不可欠であり、安全な運用を心がけていただくよう伝達 2018.4.20,・米朝首脳会談を含めた今後の北朝鮮問題への対応に関し、国防当局間の認識・方針を綿密にすり合わせ、一致していることを確認 日米防衛相会談,・最近、北朝鮮側から対話を求めてきているといった姿勢の変化はあるものの、北朝鮮による非核化に向けた具体的な取組が確認されていないことに留意し、引き続き北朝鮮の動向を注視する必要があるとの認識で一致 /ワシントンD.C.,・日本側から、北朝鮮に全ての大量破壊兵器及びあらゆる弾道ミサイルの計画を放棄させるため、最大限の圧力を維持する必要があることを述べ、北朝鮮が完全で、検証可能な、不可逆的な方法で全ての大量破壊兵器及びあらゆる弾道ミサイルの計画の放棄を目指すとの方針の下、圧力・制裁を維持していくことを確認 ,・海上自衛隊によるいわゆる「瀬取り」に関する取組について、米側から、同取組を賞賛するとともに、米国は他の多様なパートナーと共に、日本と連携してこの取組を進めていく旨の発言 出席者,・共同訓練の実施等を通じて日米韓三カ国や多国間の協力を推進していくことを確認 小野寺防衛大臣,・いかなる事態に対しても同盟として連携した対応をとるため、引き続き緊密なコミュニケーションを図ることで一致 マティス国防長官,・自衛隊による米軍の警護や、米軍への物品・役務の提供等、平和安全法制及びガイドラインの下での新たな日米協力が進められていることを歓迎し、平和安全法制及びガイドラインの着実な実施を通じた日米防衛協力の一層の推進を再確認 ,・日本側から、我が国の将来の防衛力整備について、本年末に向けて防衛大綱の見直しや次期中期防策定の検討を進めている旨説明し、両閣僚は、引き続き緊密に情報交換していくことで一致 ,・日本側から、厳しい安全保障環境を踏まえ、我が国の防衛力強化のため、今後とも米国装備品を含む高性能な装備品の導入が重要であることを伝え、両閣僚は、イージス・アショアを始めとする我が国の米国製装備品の導入について、FMSに関わる諸課題の改善等を通じ、円滑かつ速やかに日本側が調達できるよう協力して取り組んでいくことを確認 ,・日本側から、本年横田飛行場に配備されるCV-22や沖縄の米軍機を含め、引き続き米軍の安全な運用の確保を要請し、米側から、安全な運用の確保は重要である旨の認識 ,・日本側から、沖縄を始めとする地元の負担軽減に向けた協力を要請し、地元の理解を得る取組について協力していくことで一致 2018.5.29,・直近の北朝鮮問題をめぐる状況を踏まえ、今後の北朝鮮問題への対応に関し、防衛当局間の認識・方針をすり合わせ、一致していることを改めて確認 日米防衛相会談,・日本側から、米朝首脳会談を、核、ミサイル、拉致問題といった諸懸案が前進する機会にすることが重要との認識を伝え、北朝鮮による生物及び化学兵器を含む全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での廃棄を目指すとの方針の下、圧力・制裁を維持し、国際社会の連携の下で北朝鮮の政策を変えさせることが重要との認識で一致 /ハワイ,・北朝鮮によるいわゆる「瀬取り」に対し、英国、豪州、カナダ等の関係国との連携した取組を歓迎し、引き続き日米が有志国と連携して進めていくことで一致するとともに、在韓米軍を含む地域の米軍の抑止力の重要性を再確認 ,・米側から、米国の日本防衛へのコミットメントが改めて示され、いかなる事態に対しても同盟として連携した対応をとるため、引き続き緊密なコミュニケーションを図ることで一致 出席者,・地域の課題について意見交換し、中国が東シナ海・南シナ海で力を背景とした一方的な現状変更の試みを続けていることを踏まえ、引き続き東シナ海の情勢を注視し、平和と安定のために協力していくことと、南シナ海への日米の継続的な関与が重要であることで一致 小野寺防衛大臣,・中国の軍事力強化や我が国周辺海空域における活動の活発化に留意しつつ、地域の平和と安定のために日米が連携し、防衛力強化の取組を通じて同盟の抑止力・対処力の強化に取り組むことで一致 マティス国防長官,・自由で開かれたインド太平洋の確保のため、同盟国や多様なパートナーと協力していくことの重要性を改めて確認し、法の支配、航行の自由等の基本的原則の定着や能力構築支援などにおいて、日米や日米豪が連携して進めることで一致 ,・日本側から、米軍の安全な運用の確保や沖縄を含む地元の理解を得る取組に向けた協力を改めて要請 2018.6.29,・直近の北朝鮮問題をめぐる状況を踏まえ、今後の北朝鮮問題への対応に関し、防衛当局間の認識・方針をすり合わせ、一致していることを改めて確認 日米防衛相会談,・国連安保理決議に従い、北朝鮮による生物及び化学兵器を含む全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での廃棄を実現するため、日米が国際社会と連携して取り組むことで一致し、北朝鮮によるいわゆる「瀬取り」に対し、引き続き日米が有志国と連携して取り組むことを確認 /東京,・米側から、米韓合同軍事演習の停止について説明があり、在韓米軍の撤退・縮小は検討されていないこと、在韓米軍を含む地域における米軍の抑止力の重要性を再確認 ,・米側から、日本防衛へのコミットメントが改めて示され、日米共同訓練の着実な実施をはじめ、同盟の抑止力・対処力強化の取組を進めることで一致 出席者,・米国防長官の中国訪問を踏まえ意見交換を行い、いかなる事態に対しても同盟として連携した対応をとるため、引き続き緊密なコミュニケーションを図ることで一致 小野寺防衛大臣,・尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用範囲であること、同諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対することを改めて確認し、引き続き東シナ海の情勢を注視し、平和と安定のために協力していくことで一致 マティス国防長官,・法の支配、航行の自由等の基本的原則の定着に向けた協力の重要性を確認 ,・FMSに関わる諸課題の改善等が進捗していることを歓迎し、日本側が効率的な調達をできるよう引き続き協力して取り組んでいくことを確認 ,・米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致し、日本側から、米軍の安全な運用の確保に向けた協力を要請 2018.10.19,・自由で開かれたインド太平洋の重要性についてあらためて認識を共有するとともに、日米や多様なパートナーと協力していくことの重要性を確認 日米防衛相会談,・ADMMプラスの枠組みによる域内の多国間安全保障協力・対話の発展を歓迎し、法の支配、航行の自由等の基本的原則の定着や能力構築支援等の平和と安定のための取組において、関係国との協力を強化していくことで一致 /シンガポール,・中国が東シナ海・南シナ海で力を背景とした一方的な現状変更の試みを続けていることを踏まえ、東シナ海の平和と安定のため日米が協力していくことを確認。また、南シナ海への日米の関与が重要であることを確認 ,・北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を求めていくことを確認 出席者,・安保理決議の実効性を確保する取組の一環として、北朝鮮によるいわゆる「瀬取り」に対し、関係国との連携した取組が重要であることを確認するとともに、2018年9月以降、豪州、ニュージーランド及びカナダの参加を得て警戒監視活動が実施されていることを歓迎し、引き続き日米が有志国と連携して取り組むことで一致 岩屋防衛大臣,・在韓米軍が地域を安定化させるものであり、在韓米軍の変更は何ら計画されていないことを確認 マティス国防長官,・日米共同訓練の着実な実施をはじめ、同盟の抑止力・対処力強化のため取り組んでいくことで一致 ,・日本側の米国装備品の導入について、FMSに関わる諸課題の改善等に関し引き続き協力していくことを確認 ,・日本側から、防衛計画の大綱の見直しや次期中期防策定の検討状況を説明し、引き続き緊密に情報交換していくことで一致 ,・普天間飛行場の辺野古崎沖への移設が、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であることを改めて確認 ,・米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致 ,・日本側から、米軍の安全な運用の確保や地元の理解を得る取組に向けた協力を要請 2019.1.16,・米側は、大綱・中期防を支持するとともに、日本が大綱・中期防により、防衛体制を強化し、自らが果たし得る役割の拡大を図っていく強い決意を示したことを歓迎 米国防長官代行との会談,・現在の安全保障環境について、国家間の競争が顕在化していること、また、宇宙・サイバー・電磁波といった新たな領域における技術優位の重要性が高まっているとの認識を共有 /ワシントンD.C.,・防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画、米国国家防衛戦略に基づき双方が行う取組において緊密に連携すること、また、日米ガイドラインの下、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に取り組むこと、さらには、自由で開かれたインド太平洋というビジョンを踏まえ、他国とも連携しながら日米が基軸となって、望ましい安全保障環境の創出に取り組むことで一致 ,・下記の各点を含め、幅広い分野における協力を強化・拡大させていくことを確認 出席者,○宇宙、サイバー、電磁波といった「新たな領域」における日米協力を推進していくこと。米国は、日本のシュリーバー演習への初の参加を歓迎 岩屋防衛大臣,○インド太平洋地域における日米両国のプレゼンスを高めることも勘案し、共同訓練、能力構築支援等の分野において緊密に連携していくこと シャナハン国防長官代行,○自衛隊による米軍の警護や、米軍への物品・役務の提供等、平和安全法制及びガイドラインの下での運用面での日米協力が進捗していることを歓迎し、より一層推進していくこと ,○FMSに関わる諸課題の改善等が進捗していることを歓迎しつつ、FMS合理化に引き続き取り組むこと。価格の透明性確保や精算遅延の改善、複数年度調達の実現・促進に係る取組の強化についての協力 ,○イージス・アショア、E-2D、F-35を始めとする高性能な米国製装備品の導入について、引き続き導入コストの管理を含め、円滑かつ速やかに日本側が導入できるよう協力すること ,○日米共同研究・開発の推進を含め、防衛装備・技術協力を強化していくこと ,・北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を求めていくことを確認 ,・北朝鮮による「瀬取り」に対し、引き続き日米が有志国と連携して取り組むことで一致 ,・日米同盟と米韓同盟に基づく抑止力は地域の安全保障に不可欠との認識を共有しつつ日米共同訓練を着実に実施することで一致 ,・東シナ海・南シナ海について、力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対するとともに、法の支配、航行の自由等の定着に向けた協力の重要性を確認 ,・尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用範囲であること、同諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対することを改めて確認し、東シナ海の平和と安定のため日米が協力していくことを確認 ,・普天間飛行場代替施設の建設工事に係る最近の進展を確認し、普天間飛行場の辺野古崎沖への移設が、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であることを確認するとともに、日本側から、沖縄をはじめとする地元の負担軽減に向けた協力を要請し、引き続き、米軍再編計画の着実な進展や訓練移転の着実な実施のため、日米で緊密に協力していくことで一致 ,・米軍の安全な運用の確保の重要性を確認 2019.4.19,・日米同盟が、インド太平洋地域の平和、安全及び繁栄の礎であることで一致するとともに、日米両国が共に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に取り組むことで一致 日米安全保障協議委員会,・共同訓練や寄港などを通じ、地域のパートナー国とも連携しつつ、日米が共同で地域におけるプレゼンスを高めていくことを確認 (「2+2」),・わが国の新たな「防衛大綱」を含む日米両国の戦略的政策文書の整合性を歓迎し、宇宙、サイバー及び電磁波といった新たな領域における能力向上を含む領域横断(クロス・ドメイン)作戦のための協力を強化していくことで一致 /ワシントンD.C.,・安保理決議に従って、北朝鮮の全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での放棄を実現すべく取り組むことで一致するとともに、「瀬取り」への対処を含む国連安保理決議の完全な履行に関し、他のパートナー国とも連携して日米で引き続き協力していくことを確認 ,・地域における米軍の態勢が強固であり続けることを再確認するとともに、地域における抑止力や安全の確保について対話を深め、今後も日米、日米韓で緊密に連携していくことで一致 出席者,・北朝鮮に対し、日本人拉致問題を即時に解決するよう求めることで一致 岩屋防衛大臣,・インド太平洋地域の安全保障環境について、東シナ海及び南シナ海における現状を変更しようとする一方的かつ威圧的な試みに関し、深刻な懸念及び強い反対の意を表明 河野外務大臣,・東シナ海の平和と安定の確保のために協働する決意を再確認するとともに、日米安全保障条約第5条が尖閣諸島に適用されること及び両国は同諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対することを再確認 シャナハン国防長官代行,・宇宙関連能力に係る協力を深めることを確認し、日本によるディープ・スペース・レーダーの開発や日本の準天頂衛星への米国の宇宙状況監視(SSA)ペイロードの搭載を通じたSSA能力向上のための協力を促進していくことで一致 ポンペオ国務長官,・サイバー分野における協力を強化していくことで一致し、国際法がサイバー空間に適用されるとともに、一定の場合には、サイバー攻撃が日米安保条約第5条にいう武力攻撃に当たり得ることを確認 ,・日米同盟の抑止力・対処力を高めるため、効率的かつ効果的な防衛力整備を進めることが重要であることを確認し、高性能の装備品の日本への導入を進めるとともに、FMS調達の合理化を更に進めるために協力していくことで一致 ,・情報保全の重要性を確認するとともに、任務保証に必要となる、防衛産業基盤、政府ネットワーク及び重要インフラに対する脅威に留意しつつ、一層のサプライチェーン・セキュリティの必要性につき一致 ,・日米同盟の即応性を高めるため、相互のアセット防護、後方支援、共同ISRといった運用面における協力を更に深化させることで一致 ,・日米同盟の抑止力を維持しつつ、沖縄を始めとする地元の負担軽減を図る観点から、在日米軍再編を着実に推進することで一致 ,・普天間飛行場代替施設(FRF)の建設にかかる意義のある進展を歓迎しつつ、普天間飛行場の固定化を避けるためには、辺野古への移設が唯一の解決策であることを改めて確認 ,・河野外務大臣から、こうした米軍再編を着実に実施しつつ、米軍の運用や地位協定をめぐる課題について、一つ一つ前に進めることを含め、地域住民の負担を軽減していくことが重要である旨を米側に伝達 ,・岩屋防衛大臣からは、外来機の騒音を含め、米軍の運用が地元に与える影響が最小限となるよう米側に要請 ,・日本側から、事件・事故の防止についても米側に要請 2019.4.19,・日米「2+2」が成功裏に開催されたことを歓迎するとともに、今後とも、日米両国の国防当局間で緊密に連携して日米同盟強化に取り組むことを確認 米国防長官代行との会談,・北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認 /ワシントンD.C.,・北朝鮮による「瀬取り」に対し、引き続き日米が有志国と連携して取り組むことで一致 ,・日米同盟と米韓同盟に基づく抑止力の重要性について確認するとともに、日米共同訓練を着実に実施することで一致 出席者,・日米防衛協力について、領域横断作戦のための日米協力を推進することで一致し、宇宙・サイバー・電磁波領域における協力をより一層進展させることを確認 岩屋防衛大臣,・FMS調達の合理化に引き続き取り組むことを確認するとともに、日米共同研究・開発を推進し、防衛装備・技術協力を強化していくことで一致 シャナハン国防長官代行,・米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致 2019.6.4,・両国の戦略文書に基づき双方が行う取組について、日米「2+2」会合で確認された方針に沿って緊密に連携することを確認 岩屋防衛大臣とシャナハン米国防長官代行との会談/東京,・宇宙、サイバー、電磁波といった新たな領域について、日米連携の深化をスピード感をもって進める必要性を確認するとともに、領域横断作戦のための日米協力を推進していくことを確認 ,・米国の「インド太平洋戦略レポート」を歓迎。同レポートで示された、自由で開かれたインド太平洋を維持・強化するための米国の取組との連携強化について一致し、多様なパートナーと協力していくことの重要性を確認 出席者,・先のシャングリラ会合での議論等を踏まえて地域情勢等について議論 岩屋防衛大臣,・北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認しつつ、今後も日米、日米韓で緊密に連携していくことを確認 シャナハン米国防長官代行,・米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致 2019.8.7,・北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認 岩屋防衛大臣とエスパー国防長官との会談,・北朝鮮による「瀬取り」に対し、引き続き日米が関係国と連携して取り組むことで一致 /東京,・在韓米軍を含む地域の米軍の抑止力の重要性を確認 ,・東シナ海・南シナ海について、力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対するとともに、法の支配、航行の自由等の定着に向けた協力の重要性を確認 出席者,・尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用範囲であること、同諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対することを改めて確認し、東シナ海の平和と安定のため日米が協力していくことを確認。 岩屋防衛大臣,・両国の戦略文書に基づき双方が行う取組について緊密に連携すること、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に取り組むことで一致 エスパー国防長官,・自由で開かれたインド太平洋を維持・強化するため、日米が基軸となって、共同訓練や能力構築支援の実施を含め、多様なパートナーと協力していくことの重要性を確認 ,・FMS調達の合理化に引き続き取り組むことを確認 ,・普天間飛行場の辺野古への移設が、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であることを確認 ,・日本側から沖縄をはじめとする地元の負担軽減に向けた協力を要請し、米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致 ,・日本側から、米軍の運用が地元に与える影響が最小限となるよう要請し、米軍の安全な運用の確保の重要性を確認 2019.11.18,・北朝鮮による弾道ミサイルの発射が地域の安全保障にとって重大な脅威となることを確認 河野防衛大臣とエスパー国防長官との会談,・北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認 /タイ,・東シナ海・南シナ海について、力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対するとともに、法の支配、航行の自由等の定着に向けた協力の重要性を確認 ,・両国の戦略を具体化するため、引き続き日米間で緊密に連携して新たな領域における協力の推進を含め、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に取り組むことで一致 出席者,・自由で開かれたインド太平洋を維持・強化するため、日米が基軸となって、共同訓練や能力構築支援の実施を含め、多様なパートナーと協力していくことの重要性を確認 河野防衛大臣,・FMS調達の合理化に引き続き取り組むことを確認 エスパー国防長官,・在日米軍の即応性維持の重要性を確認するとともに、その即応性維持のためにも地元の理解と協力が不可欠であるとの認識の下、引き続き日米で協力していくことで一致 ,・普天間飛行場の辺野古への移設が、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であることを確認 ,・日本側から沖縄をはじめとする地元の負担軽減に向けた協力を要請し、米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致 ,・日本側から、米軍の運用が地元に与える影響が最小限となるよう要請し、米軍の安全な運用の確保の重要性を確認 2020.1.14,・中東地域の情勢について意見交換 河野防衛大臣とエスパー国防長官との会談,・日本側からは中東地域が緊迫の度を高めていくことを深く憂慮している旨述べ、事態のさらなるエスカレーションを避けるべきという点で一致 /ワシントンD.C.,・閣議決定した中東地域への自衛隊派遣について説明 ,・北朝鮮のたび重なる弾道ミサイルの発射は、我が国のみならず、国際社会に対する深刻な挑戦であることを確認 出席者,・北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄に向け、引き続き、国連安保理決議の完全な履行を確保することの重要性を確認 河野防衛大臣,・北朝鮮による「瀬取り」に対し、引き続き日米が関係国と連携して取り組むことで一致 エスパー国防長官,・東シナ海・南シナ海について、力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対するとともに、法の支配、航行の自由の定着等に向けた協力の重要性を確認 ,・日米安全保障条約署名から60周年を迎える現在において、日米同盟が最も強固な関係にあることを歓迎 ,・両国の戦略を具体化するため、引き続き日米間で緊密に連携し、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に取り組むことで一致 ,・自由で開かれたインド太平洋を維持・強化するため、日米が基軸となって、共同訓練や能力構築支援の実施を含め、多様なパートナーと協力していくことの重要性を確認 ,・恒常的な空母艦載機着陸訓練(FCLP)の候補地となっている馬毛島について、日本政府による土地の取得に関する最近の進展を歓迎するとともに、引き続き、米軍再編計画の着実な進展のため、日米で緊密に協力していくことで一致 ,・普天間飛行場の辺野古への移設が、普天間飛行場の継続的な使用を回避するための唯一の解決策であることを確認 ,・日本側から、沖縄をはじめとする地元の負担軽減に向けた協力を要請 ,・PFOS等への対応についても日米間の協力に関する議論を行い、包括的に検討を進めていくことで一致 ,・在日米軍の即応性維持の重要性を確認するとともに、その即応性維持のためにも地元の理解と協力が不可欠であるとの認識の下、引き続き日米で協力していくことで一致 ,・米軍の安全な運用の確保の重要性を確認