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<VOICE>日ASEAN乗艦協力プログラムに参加して

インドネシア海軍 中尉
ムハンマド・アルファ・デスディアント

インドネシア海軍を代表して護衛艦いずもに乗艦する機会を得たことは、私にとって非常に価値ある経験となりました。いずもの見学をする大変良い機会であったことに加え、ASEANの異なる国々からの参加者と出会い、ネットワークを広げ、かつ、友好関係を強化するような議論や意見交換を行うことができたからです。

一週間のプログラムのうち、私は、捜索救難演習や操艦訓練などの様々な魅力的な活動に参加する機会に恵まれました。いずもには多くの先進的な装備システムがあり、喜ばしいことに、これを見学する機会もありました。乗艦中には、乗員から素晴らしいサポートやもてなしを頂戴したことで、私が今後、インドネシアの艦でゲストを迎える際に手本とすべき役割や責任について学ぶことができました。また、参加者に文化的な違いがある中、誰もが思いやりを持って互いを尊重していました。彼らはどのような提案や考えに対しても大変オープンであり、そのため、プログラム中、良い雰囲気に包まれていました。

私は護衛艦いずもにおける日ASEAN乗艦協力プログラムの参加者として、多くの物事を学び、経験することができたことを大変嬉しく思いました。将来、インドネシアの代表として、またこのような他の国際的なイベントに参加したいと考えています。

洋上給油を見学するアルファ中尉

洋上給油を見学するアルファ中尉