防衛省・自衛隊の『ここが知りたい!』
防衛関係費の現状について

Q1 わが国の防衛関係費の現在の状況を教えて下さい

A1  防衛関係費は、近年減少傾向が続いておりましたが、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、平成25年度および26年度は対前年度増額となりました。しかし、一般会計予算全体で見ると、厳しい財政事情の下、歳出の伸びの大半を社会保障関係費が占めており、防衛関係費等他の経費は抑制される傾向にあります。現下の安全保障環境に対応するためには、27年度以降も継続した防衛予算の確保が必要です。

防衛関係費の推移
一般会計歳出額と主要経費別構成比の推移

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予算等の概要

Q2 防衛関係費について、諸外国との比較を教えて下さい。

A2  我が国周辺国は近年継続して国防費を増加させる傾向にあります。特に、中国の国防費は、引き続き速いペースで増加しており、過去10年間で約4倍、過去26年間で約40倍の規模となっています。
 また、最近10年間における周辺国の国防費の変化を見ると、2003年度を1とした場合、2013年度においてロシアは5.85倍、中国は3.89倍、韓国は1.97倍となっています。

中国国防費との比較
周辺国国防費との比較

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Q3 厳しい財政事情の中、自衛隊の任務遂行に必要な装備品の調達に影響はでているのですか。

A3  厳しい財政事情の中、装備品の高性能化などの要因による取得単価の上昇により調達数量の減少を招いています。調達数量の減少は、更なる取得単価の高騰を招くことから、安定的な防衛力整備が困難となる懸念がでています。

装備品の高度化・複雑化に伴う単価の上昇

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Q4 調達数量の減少が起こっている中、何か対策は考えているのですか。

A4  装備品取得の全般にわたり、更なる合理化・効率化を図るため、維持・整備方法の見直し、装備品のまとめ買い、民生品の使用・仕様の見直しなど各種取組を推進し、26年度予算では約660億円の節減を図っています。

効率化への取組

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