防衛省・自衛隊の『ここが知りたい!』
「パシフィック・パートナーシップ」について

Q1 パシフィック・パートナーシップとは何ですか。

A1 パシフィック・パートナーシップとは、米軍が主催している活動であり、米海軍を主体とする艦艇が域内各国を訪問して、医療活動、施設補修活動及び文化交流などを行い、各国政府、軍、国際機関及びNGOとの協力を通じ、参加国の連携強化や国際災害救援活動の円滑化を図ることを目的とする活動です。

Q2 パシフィック・パートナーシップに参加する意義は何ですか。

A2 医療活動、施設補修活動や文化活動を通じて、参加国及び訪問国の軍人や民間人との交流を行うことにより、関係国間の相互理解及び協力関係を増進し、国際的な安全保障環境を改善につながることが期待されています。
 また、パシフィック・パートナーシップに参加して、医療活動、施設補修及び物資等の輸送を行うことにより、国際平和協力事業等の医療、施設及び輸送に関する技量の向上をはかることができるとともに、軍民間の調整・連携のノウハウを得ることができます。

「医療活動」
「土木事業」
「文化交流」

Q3 防衛省のパシフィック・パートナーシップへの最近の参加実績を教えてください。

A3 防衛省は、2007年に海上自衛隊員が初参加したのを皮切りに毎年参加しています。また2010年からは部隊を派遣しています。
 2014年には、自衛隊医療要員(約40名)、陸自施設要員(約10名)、航空自衛隊輸送機「C-1」、海自輸送艦「くにさき」をベトナム、カンボジア及びフィリピンに派遣し、医療活動や公衆衛生教育及び日本文化紹介などを行いました。
 2015年は、自衛隊医療要員(約30名)、陸自施設要員(約30)、海自補給艦「ましゅう」をフィジー、パプアニューギニア及びフィリピンに派遣し医療活動や公衆衛生教育などを行いました。
 2016年については、自衛隊医療要員(約30名)、陸自施設要員(約30名)、海自補給艦「しもきた」を東ティモール、ベトナム、パラオ及びインドネシアに派遣し医療活動、施設補修などを行いました。

派遣された海上自衛隊の輸送艦「しもきた」と米国病院船「マーシー」

Q4 パシフィック・パートナーシップに参加したのですか。

A4 防衛省・自衛隊では、NGO等の参加を得て活動を行うことを検討しています。つきましては、『NGO等の参加募集要領』で御参加いただけるNGO等を募集いたします。

パシフィック・パートナーシップへの参加

Q5 パシフィック・パートナーシップでの具体的な活動内容はどのようなものですか。

A5 【2017年の活動】
 スリランカでは、日本主導で女性・平和及び安全保障(WPS:Women, Peace and Security)セミナーを開催しました。
 マレーシア及びベトナム(ダナン)へは、陸・海・空自衛隊の医療要員(人員約20名)及び陸上自衛隊施設要員(約30名)を派遣し、医療活動、施設補修活動、文化交流等を実施しました。医療活動としては、現地医療活動拠点における診療に加え、現地の住民に対する公衆衛生教育、医療スタッフに対する医療教育も行いました。
 ベトナム(カムラン)では、護衛艦「いずも」及び「さざなみ」が参加し、捜索救助に係るセミナー等を実施しております。

記念写真

2017年の活動

医療活動(1)
医療活動(2)
施設活動
文化交流等(1)
文化交流等(2)

関連情報

パシフィック・パートナーシップへの参加