防衛省・自衛隊の『ここが知りたい!』
防衛駐在官について

Q1 防衛駐在官とはどのような人ですか。

A1  防衛駐在官とは、防衛省から外務省に出向した自衛官で、外務事務官として諸外国にある日本大使館などの在外公館に駐在し防衛に関する事務に従事する者のことをいいます。自衛官の制服を着てその階級を呼称して任務にあたります。

Q2 防衛駐在官の具体的な業務を教えて下さい。

A2  主な業務は軍事情報の収集であり、各国の軍・国防当局や他国の駐在武官から、軍同士の関係でしか入手できない様々な情報を入手することができます。
 これに加え、近年、各国との防衛協力は、装備協力も含めて、質、量共に拡大を続けており、これらに関する調整業務も担っています。

【防衛省が編集協力をしている情報誌「MAMOR(マモル)」に、防衛駐在官が現地の活動を報告する「Air Mail(エア・メール)」というコーナーがありますので、そちらもご覧下さい。】

Q3 防衛駐在官の歴史的な経緯を教えて下さい。

A3  わが国では防衛駐在官と呼称していますが、一般的には駐在武官と呼ばれています。駐在武官制度の歴史は古く、19世紀頃には各国で認められるようになったと言われています。日本でも第二次世界大戦までは、主要国に駐在武官を派遣していました。
 戦後の防衛駐在官制度の発足は昭和29年で、防衛庁(当時)・自衛隊の誕生と同時にスタートしました。

Q4 どのような人が派遣されているのですか。

A4  軍事分野における交流も目的の一つである駐在武官には、大佐または中佐クラスの者が派遣されることが多く、わが国の防衛駐在官は、米国の将補1名を除き、ほとんどが1佐ですが、少数ながら2佐及び3佐も派遣しています。

Q5 防衛駐在官はどこに派遣しているのですか。

A5  平成31年3月19日現在、82大使館及び5代表部(うち在勤46大使館及び2代表部)に合計70名の防衛駐在官を派遣しています。派遣している国については、防衛駐在官の派遣状況をご覧下さい。