MAMOR(マモル)2022年10月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

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特集

『テッパチ!』をより楽しむためガイダンス
これが新入り陸上自衛官のリアル・ドラマだ!

Military Report

入隊から実戦配備までのドキュメント
自衛隊警備犬ルーキーズ物語

編集後記

編集長 高久 裕

高久 裕 プロフィール

 今月号は、男性が表紙を飾っています。創刊来2人目の男性ですが、モデルは、「国生宙」さん。そうです、テレビドラマ『テッパチ!』の主人公です。演ずるは町田啓太さん。ドラマでは、バキバキに鍛え上げた肉体が評判になっていますが、現職の自衛官から見ても、“あるある”なシーンがあって、楽しめると好評です。さて、ドラマでは、自衛隊に採用された主人公たちが、自衛官候補生として、新隊員教育に励む姿が描かれていますが、マモル本誌では、新隊員教育の、リアルなドラマを誌上で描きました。これを読めば、『テッパチ!』をより楽しめて、自衛隊のことがよく分かります。とくにドラマを見て、自衛隊に興味を持った方、入隊についての解説もあるので必読ですよ!

特集

『テッパチ!』をより楽しむためガイダンス
これが新入り陸上自衛官のリアル・ドラマだ!

ライター 臼井総理

臼井総理 プロフィール

 あちこちで話題のドラマ『テッパチ!』。自衛隊とは縁もゆかりなかった方々から「テッパチ観た!」という声をたくさん聞きました。各方面ご意見もあることでしょうが、自衛隊に関心を持ってもらうという意味では大成功といえるでしょう。
 今号の特集ではドラマの舞台でもある、自衛官候補生を育てる場にスポットを当て、ごく普通の若者たちがどのように「自衛官」になっていくのかを紹介しました。候補生対談で聞いた言葉からは、ドラマで観るのとはひと味違う「自衛官候補生」像が感じられました。さらに「素人でも国防に貢献する方法」、技能公募予備自衛官の話も興味深かったですね。私も応募対象の技術があれば…と少しうらやましく思いながら取材してきました。
 物語は物語としてお楽しみいただいた上で、リアル自衛隊のことならぜひ『MAMOR』で。周囲のお知り合いにもご推薦ください!

フォトグラファー 村上 淳

村上 淳 プロフィール

 自衛官候補生の修了式と座談会の撮影をさせていただきました。上官が同席せず候補生たちだけで行われた座談会では、入隊からの集団生活や訓練の思い出、プライベートの話など、新米自衛官たちの本音をざっくばらんに楽しく聞かせてもらいました。数ヶ月前まで学生だった方や社会人を経て入隊した方など様々な隊員がいましたが、皆厳しい訓練を乗り切りしっかりとした目標を持ち、修了式ではビシッと精悍に制服を着こなしていた姿がとても印象的でした。彼らの今後の活躍を期待しています。

Military Report

入隊から実戦配備までのドキュメント
自衛隊警備犬ルーキーズ物語
航空自衛隊 警備犬管理班

ライター 古里 学

 空前のペットブームと言われていますが、やはり犬と人間の関係は特別なんだなと、今回の警備犬の訓練を取材して思いました。
 犬は人間よりも嗅覚、聴覚に優れ、忠誠心、判断力、俊敏性などもほかのペットより際立ったものがあります。訓練で、瓦礫の中から被災者を発見した時は吠えるのに、爆発物を見つけたときは吠えずに待ての姿勢をとる警備犬の姿を見ると、なんて賢いんだろうと今更ながらに感心しました。
 この犬が人間とかかわりを持つようになったのは、40万年~15万年前の旧石器時代で、オオカミの一部が人間と生活をともにすることを選んだという稀有な動物なのだそうです。そのオオカミは日本では絶滅しましたが(目撃情報などはあるものの)、今でも埼玉・秩父地方ではオオカミ信仰が残っていて、神社にも狛犬ならぬ狛オオカミが鎮座しています。民俗学者の千葉徳爾が中国大陸で従軍した際に、手負いのタイリクオオカミが軍用車のバンパーに嚙みついて捻じ曲げたと著作に書いていましたが、そのパワーは恐るべしですね。
 そんな身体能力を受け継いだ警備犬たち。だけど訓練は厳しいだけでなく、ハンドラーと遊んだり、じゃれあったり本当に楽しそうでした。

フォトグラファー 増元 幸司

 10月号では新入り警備犬の取材撮影を担当させて頂きました。撮影を通して、隊員と警備犬との間にある厚い信頼関係が強く伝わってきました。緊張感の漂う厳しい訓練も警備犬にとっては大好きなパートナーとの遊び。とても楽しそうに訓練をこなし、そして達成した暁にはとても自慢げな表情を見せていました。厳しい訓練とは云え、訓練はあくまでも警備犬の体調が優先され慎重に行われており、訓練もダラダラと何回もやり続ける事はなく、本番さながらの一回きりの全集中でした。とは云え、一回の訓練でも暑い日は大変なのが伝わってきます。訓練後の警備犬は水を張ったタライに顔を突っ込み、あっという間に飲み切っていました。暑い中おつかれさまでした。追伸。隊員との2ショット撮影時、警備犬の注意を引く為に私の後ろで汗だくになりながらビニール袋を振り回して下さったK編集者様に感謝です。バッチリ警備犬の目線を頂く事が出来ました。さすが、元「いぬのきもち」編集部!と感心致しました。

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