MAMOR(マモル)2022年4月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

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特集

これからの
新・海上自衛隊 【創隊70周年記念特集】

もっとスマートに、さらにステディに、よりサイレントに

Military Report

地方防衛局員ここにあり!
国民と自衛隊と在日アメリカ軍の懸け橋となる!

編集後記

編集長 高久 裕

高久 裕 プロフィール

 海上自衛隊が創設されて2022年で70周年を迎えます。江戸時代の海軍伝習所に端を発するわが国の海上防衛組織は、日本海海戦や、真珠湾攻撃など、多くの小説、映画、ドラマなどで描かれたため、とかく伝統を語られがちです。しかし、マモルでは、70周年に際して、明日の海自に着目しました。日本の四方(よも)を守るべし、と歌われた昔と違い、いまや世界の、とくにインド太平洋地域の平和維持への関与を、国際社会から強く期待される海上自衛隊。新しいタイプの護衛艦や潜水艦の紹介だけでなく、明日の海自を支える隊員を増やすべく、その魅力をより多くの若者に発信しようと、特集を組みました。ぜひ、ご一読ください。マモル、全力発売、ヨーソロー!

特集

これからの
新・海上自衛隊 【創隊70周年記念特集】

もっとスマートに、さらにステディに、よりサイレントに

ライター 臼井総理

臼井総理 プロフィール

 艦艇が見たいよ~と、常々編集部に向かって念を送り続けていたおかげか、念願叶って久しぶりに艦艇取材の担当に。この状況下、取材を受けてくださった各位に、まずは感謝をお伝えしたいと思います。
 さて、特集にまとめた通り、海上自衛隊は創隊後初ともいえる大改革のときを迎えています。新型艦の登場、「いずも」「かが」の改修など、トピックも枚挙に暇がありません。また、少子高齢化を睨んだ艦艇の省人化も外せないポイントでしょう。
 しかし、どれだけ装備が変わっても、それを動かす隊員がしっかりしていないと意味がありません。この安全保障環境が厳しさを増す時代、さらに艦の中で不自由な生活に堪えながら任務をまっとうされている艦艇乗組員の皆さんのご苦労を思うと頭が下がります。私たち一般国民も、装備だけではなく「中の人」たちにも注目していかねばと、あらためて感じました。
 次は、動いている艦艇に乗せてくださ~い!(笑)

カメラマン 鈴木 教雄

 さまざまな場所で撮影していますが、潮の香がする海上自衛隊の艦艇撮影は、毎回、胸が高鳴ります。ラッタルを昇降するたび、「あれ、こんなに急だったかな?」と思うこともありますが……。
 今回は、内田理央さんに、船乗りの仕事にチャレンジしてもらいました。主砲の中をブラシで磨いたり、方角を測って海図に記入したり。詳しくは本誌を見ていただくとして、やはり「潜水艦女子」を公言するだけあって飲み込みが早い。横でサポートしている隊員にグイグイ質問していたのが好印象でした。隊員も隊員で、教え方がきっちりしていたので、普段からきめ細やかに仕事をしているんだろうな、、、と。
 というか、砲身をブラシで磨いているなんて知りませんでした。ほかにも、まだまだ雑多な仕事を日々こなしているのだと思うと、全く頭が下がります。
 ということで、現場ではいつも以上に和気あいあいとした雰囲気で撮らせて頂くことが出来ました。『てるづき』の皆さん、内田理央さん、有り難うございました!

Military Report

地方防衛局員ここにあり!
国民と自衛隊と在日アメリカ軍の懸け橋となる!

ライター 古里 学

 ATRの取材のため、初めて百里基地を訪れました。私は特にミリヲタでも航空機ファンでもありませんが、間近で見たF-18戦闘機はやはりカッコいい! ニックネームの「Hornet(スズメバチ)」がぴったりくる精悍なフォルムで、航空自衛隊のF-2と並んでいるところなど、本当に「映える」存在感を放っていました。F-18は今では岩国にしか配備されていないということで、当日には基地の周囲に巨大な望遠レンズを装着したカメラをぶらさげたマニアが大挙到来していましたから、貴重な機会をいただいたわけですね。
 ところで百里基地は茨城空港との共用空港ですが、周囲は都会の喧騒とは無縁な場所にあります。今回のATRに参加する在日アメリカ軍の隊員のため、北関東防衛局ではホテルなどの宿泊施設を用意したそうですが、この地での手配は大変だったろうなと思います。その茨城空港、コロナ禍の影響で航空便がストップしているのでガラガラだろうと思ったら、レストランはけっこう人でいっぱい。なんでだ? と思いながらそこで食事をしていると、耳に入る周囲の人の会話は聞いたことあるイントネーションばかり。どうやらここはジモティーの憩いの場のようだったみたいです。

カメラマン 村上 由美

 基地近隣住民の騒音に対しての窓への防音対策のように割と短期間で対処可能なものから、訓練で使用する水域で漁をしている人たちの経済的安定のために水産加工センターを作るという何年もかけてやっと完成するような案件まで。問題が出てきてから解決する方法を導くまでにも何年もかかるうえに、社会情勢が変われば新しい問題が次から次へと出てきそうだし、いくらやっても「もっとこうしてほしい」が出てきてしまう終わりのない仕事で、インタビュー以外にもどんな仕事があるのか本でも出ていたら読みたいと思いました。
 「自衛隊の訓練が大切だとは分かっているけれど、生活していく為に必要な目の前のことも大切」の間には地方防衛局の方々の知識や知恵に支えられているんだと感じました。百里基地での移転訓練取材で見た、F-2とF-18が並んでいる姿は圧巻でした。北関東防衛局の皆さま、お疲れ様でした。

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