MAMOR(マモル) 2022年2月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

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FEATURE

特集

いかにして「心技体」を整えるのか?
自衛官メダリストにメンタルヘルス調整法を聞いた
メンタルヘルスケアに力を注ぐ自衛官
国守る隊員の心を守れ!

Military Report

航空部隊はどのように移動するのか?
実録 自衛隊の引っ越し!
航空自衛隊 第41教育飛行隊

編集後記

編集長 高久 裕

高久 裕 プロフィール

 全ての自衛官は入隊するにあたり、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応えることを誓います(一部抜粋)」という服務の宣誓を行います。分かりやすく言えば、「自分の体を犠牲にしても国民を守り抜く」という宣言をするのです。私などのように覚悟のない生き方をしている人間からすれば、この宣誓をするだけで、ものすごいストレスを抱えると想像します。その上で各任務につく自衛官たち、例えば、スクランブル発進した戦闘機のコックピットで、ただ一人で外国の軍用機と対峙するパイロット、密閉された潜水艦の中で、不審な音を聞くソナーマン、日本を遠く離れた異国の空で、海上に不審船を探す搭乗員のことを思えば、そのストレスたるや、いかほどのものでしょう。だから、なのでしょうか、取材などで自衛隊の基地や駐屯地におじゃますると、エントランスホール、廊下やトイレなどで、「心の相談窓口」のようなメンタルヘルスに関するポスターが張られているのをよく見掛けます。防衛省は、自衛隊員のメンタルヘルスに力を入れているのです。その詳細を、今月号で特集しました。自衛隊員たちの心の平和が、日本の平和を守っているのです。

特集

いかにして「心技体」を整えるのか?
自衛官メダリストにメンタルヘルス調整法を聞いた
メンタルヘルスケアに力を注ぐ自衛官
国守る隊員の心を守れ!

ライター 松原 孝臣

 東京2020オリンピックには、自衛隊体育学校の選手たちも少なからず参加していたが、その中の3人、金メダルを獲得したフェンシングの山田優選手、柔道の濱田尚里選手、銅メダルを獲得したボクシングの並木月海選手に取材させていただいた。メンタルをテーマに話をうかがったが、テーマにまつわる興味深い内容に加え、彼らの話には共通する要素があった。自衛隊体育学校にはさまざまな競技の選手が籍を置くが、異なる競技であっても頑張る姿に刺激され、その背中を追いかけ、あるいはそこに学び、自身の成長の活力としたことだった。自衛隊体育学校という、自身を磨き伸ばすことのできる環境に身を置いていたからこその、オリンピックでの活躍であることを知る機会になった。

カメラマン 鈴木 教雄

 コロナ禍の中、東京2020オリンピックも無事に終わり、日本国内が沸き上るほどの、日本人選手のメダルラッシュとなりましたが、その一端を担っていた自衛官メダリストを本誌特集で撮影させて頂きました。個人的にもスポーツ全般大好きなので、今回の御三方の撮影は心から楽しみにしており、撮影前からいつもと違う切り口をと、色々考えておりました。残念ながら今回フェンシングの山田選手には、直接お会いする事は叶いませんでしたが、濱田選手と並木選手、御二人とも自分の考えてきた撮影プランが、あまり役に立たないほどの魅力のある素晴らしい笑顔と存在感の持ち主でした。アスリートとしての日々の努力がそうさせたのか、それとも人としての元来の力なのか?これからも魅力溢れる自衛官選手達の更なる活躍を期待してやみません。

Military Report

航空部隊はどのように移動するのか?
実録 自衛隊の引っ越し!
航空自衛隊 第41教育飛行隊

ライター 臼井総理

 引越は大変だ。仕事に家事と、毎日の暮らしを営みながら準備をするのも大変だ。私自身、自宅や事務所の引越を経験しているが、何度やってもやっぱり面倒なものである。
 今回取材した「部隊丸ごとお引越」。送り出す側・受け入れる側、そして引っ越す当事者たち。とてもたくさんの人・モノが関わる壮大な引越ミッションに密着してみて、家族だけの引越とはワケの違う大変さに、頭が下がる思いだった。特に、教育期間中の「パイロットの卵」たち。ただでさえ緊張感を持ち続けながら日々新しいことを覚え実践していかねばならない彼らにとって、引越というプラスαの任務が加わることは、想像以上の苦労になったろう。「輸送機乗りは、パイロットとしていろんな場所に飛んでいく仕事です。教育期間中から複数の基地を経験できるのは、今後のプラスになると思います」
取材中何人かの若鷲たちに話を聞く機会があったが、大変でしょう、と私が水を向けると、皆さん一様にこう語っていたのが印象的だった。いずれ取材で彼らの操縦する輸送機・救難機に乗せてもらえる日を楽しみにしつつ……。若鷲たちの未来に、乾杯。

カメラマン 増元 幸司

 今号では「実録 自衛隊の引っ越し!」企画の撮影取材で浜松基地に行かせて頂きました。部隊の引っ越しにともなって、当然ながら部隊に関わる全装備が大小問わず引っ越すと云う一大イベント。その上、セレモニーがあったり、部隊のマークが変更になったり、馴染みの飲食店との別れなど様々なイベントも。浜松基地の真新しい施設で行われたセレモニー。まっすぐ日の丸を見つめ、敬礼をする隊員の姿に鳥肌が立ちました。教育飛行隊の学生達が新しい環境で成長し、将来ブルーインパルスのパイロットになれる日が来るかも、と想像すると嬉しく、そして頼もしく思いました。みんな頑張って下さい!
 あと、静岡の名店「さわやか」のハンバーグ、美味しかったです!

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