MAMOR(マモル)
2019年5月号

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の広報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える広報誌を目指しています。

FEATURE

特集

平和を守る仕事、まだ間に合うぞ
自衛隊へ、
32歳の挑戦!

Military Report

生物兵器に備える部隊の今を伝える
対バイオハザード最前線!
陸上自衛隊 対特殊武器衛生隊

編集後記

編集長 高久 裕

高久 裕 プロフィール

 自衛官採用年齢の上限が、26歳から32歳に引き上げられた、というので「32歳」をテーマに特集を組みました。32歳を転機にして活躍する各界著名人の方を紹介したり、お話を伺ったり。また、30歳代のお笑い芸人に、自衛官になるための模擬試験を受けてみていただいたり。世界の軍隊の採用年齢に目を転じてみれば、32歳などまだまだ若いということも分かりました。人口減少が深刻な問題となっている日本。産業界のように外国人労働者で解決するわけにいかないのが国防の任務です。年齢で入隊をあきらめていた、そこのあなた。ぜひ、マモルを読んで一歩、前へ!

特集 取材後記

平和を守る仕事、まだ間に合うぞ
自衛隊へ、
32歳の挑戦!

ライター 岡田 真理

岡田 真理 プロフィール

 これまで、入隊資格年齢が18歳~26歳だった自衛官候補生、一般曹候補生。この度、制度が変わり、その上限年齢が32歳になりました。
 実は、個人的にも以前から「上限年齢が26歳なのは、ちょっと厳しいのでは?」と感じていました。以前と比べて大学へ進学する若者が増えているため、就職後に転職する際、年齢が理由で自衛隊への志願が叶わなかった人を多々見てきたからです。しかし、一方では「上限年齢を引き上げると、それはそれでなにか弊害があるのかも……?」とも思っていました。
 今回の特集では、「上限を32歳とする」制度を作った方々、志願者を受け入れる地方協力本部の募集担当の方々、そして世界各国の入隊上限年齢に明るい識者の方など、たくさんの方のお話を伺いました。さらに、30歳の人気芸人『カミナリ』のお2人に入隊模擬試験を受けてもらい、「アラサーが自衛隊を受験すると、どうなるのか」を実証して頂きました。
 その結果、私が実感したのは「32歳、絶対大丈夫! 安心して志願して!」です。
 アラサーの自衛隊志願を深く、楽しく掘り下げましたので、ぜひみなさんも楽しんでお読みください!

フォトグラファー 村上 淳

村上 淳 プロフィール

 自衛官の採用年齢の上限が昨年32歳に引き上げられました。32歳という年齢は、私にとっては10年勤めていた制作会社を退職し、フリーカメラマンの仕事を始めた年齢になります。当時は採用年齢が引き上げられる前だったので無理な話なのですが、もし今自分がその年齢で自衛隊に関する知識が今程度あったのならば、自衛官に転職というのも真剣に考えていたかもと思ったりもします。そして今回登場していただいた『カミナリ』のお2人ですが、悪天候にもかかわらず屋外で全力での体力測定、屋内で筆記試験と挑んでいただきました。
 誌面では使い切れなかったカットの一部をこちらでお楽しみください。

ミリレポ 取材後記

生物兵器に備える部隊の今を伝える
対バイオハザード最前線!
陸上自衛隊 対特殊武器衛生隊

ライター 古里 学

 最近テレビで、海外でのエボラ出血熱のアウトブレイクが報道されていました。現地で国連の職員などが対応にあたっている映像が流れていましたが、防護服に身を包んだ姿を見て、今回の対特殊武器衛生隊の取材での回答を改めて思い出しました。
 「普通はミッションを完遂した時に達成感を感じるのでしょうが、われわれが出動してミッションを遂行するような事態が生じない方が、世の中にとっては幸せだと思うのです。」
 本当にその通りですね。

フォトグラファー 村上 淳

村上 淳 プロフィール

 細菌とウイルスの違いもわからないまま始まった今回の「対特殊武器衛生隊」でしたが、取材を進めていくにつれてこの部隊の重要性がわかっていきました。防護服を着て陰圧病室ユニットやアイソレーターなどの装備品を用いている隊員たちの姿はダスティン・ホフマンの映画『アウトブレイク』を彷彿させるものでした。
 このような縁の下の力持ち的な部隊に私たちは守られているんだなと実感した取材でした。

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