1月24日、岸防衛大臣は、22日に就任したオースティン米国防長官と電話会談を実施しました。双方は、米国での政権交代や新型コロナウイルスへの対応の最中においても、強固な日米同盟の絆は揺るぎなく、地域におけるいかなる事態にも対処する準備ができていることを確認しました。また、地域及び国際社会における安全保障上の課題に引き続き対処していくため、日米同盟のさらなる強化に共に取り組んでいくことを確認するとともに、インド太平洋地域の情勢や在日米軍をめぐる諸課題などについても意見交換を行いました。
1月13日、岸防衛大臣は、陸上自衛隊習志野駐屯地を訪れ、第1空挺団による令和3年降下訓練始めを視察しました。本行事では、約240名の隊員が新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で、ヘリコプターや輸送機からの空挺降下が行われました。
第1空挺団は、日本唯一の空挺部隊であり、航空機を利用して落下傘等で必要な地域への「空中機動」が可能な部隊です。空中での機動力を生かし、島嶼部への攻撃をはじめとする各種事態に実効的に対処するのみならず、災害派遣でも最も困難な場所において投入されるなど、重要な役割を担っています。