令和6年度 全自衛隊美術展入賞作品

絵画の部

総評(大谷 喜男氏のコメント)

絵画は、日常生活から得た感動や思いを描くことが多いと思います。

上手下手はさほど関係ありません。続けていますと手応えがあるはずです。

多様化する現代美術において、描くテーマを決めたら、構成、色彩を考えて、思いをカンバスに描いて欲しいです。

応募作品が増え、好作揃いでした。

賞には漏れましたが、隊員等から「朝、これから」「ヒトマル、前へ!」「杜の錦鱗」「ソワカ」「今年もどうか良い年でありますよう」家族・元隊員等から「鹿追の朝」「空をかえせ」に注目しました。

内閣総理大臣賞

「明暗」
陸上自衛隊第3水陸機動連隊
渡邉 優輝

【講評】

発想が素晴らしい。カマキリを機械的な文明として捉え、背景に放射状に広がる光を黄色、黒、赤、グレーで構成され強い効果が出ています。

正義と悪を感知して堀り起こし平和な未来につながるスケールの大きさを感じます。

文部科学大臣賞

「窓」
防衛装備庁艦艇装備研究所
遠藤 美汐

【講評】

窓を中央に大きくとりシンメトリーの構成である。

窓から見える穏やかな風景に心象性があり、窓枠の堅さ壁の描写との対比が印象に残りました。

防衛大臣賞

「多様性」
海上自衛隊沖縄海洋観測所観測科
中沢 寛至

【講評】

楽しく描けましたね。背景の様々な物が人物とマッチしています。

暖色寒色をバランス良くしっかり塗り、その色彩と構成が絵を強くしています。

防衛大臣賞(家族等の部)

「胡蝶の夢」
元隊員等・家族
中武 ナナ

【講評】

描写に優れた傑作です。言葉や行動に責任をもって人生を謳歌して欲しいと願う母の思いが伝わります。

入選作品一覧

「農場」
陸上自衛隊別海駐屯地業務隊
野原 恵一朗

「裸婦」
陸上自衛隊中央業務支援隊
鳥羽瀬 倫生

2025年4月10日更新