絵画の部

平成30年度 全自衛隊美術展入賞作品

総評(大谷 喜男氏のコメント)

絵画は自己の内面を映し出す鏡のようなものです。

日常生活から得た感動や出来事を、生き生きと表現されていた作品が多く、今後の展開が楽しみです。

受賞には洩れましたが、隊員等の部から「卒業」「護れ祖國の空」「湧き上がる」「那谷寺の春」、元隊員等・家族の部より「赤レンガ武器倉庫」「衝撃力」に注目したいと思います。

内閣総理大臣賞

「10式戦車」
富士学校機甲科部
3等陸佐 永井 利弘

講評

戦車を画面の中心に描き、上空の煙幕が効果的である。

躍動感にあふれ現場の臨場感が良く出ている。

画面構成力に優れ、色調も美しい。

文部科学大臣賞

「医官を目指して」
防衛医科大学校
学生 鶴 智太

講評

右の人物は作者自身であろうか。顔の表情が良い。希望ある人生の未来を見つめているようだ。

身近な環境をテーマに気持ちを込めて描いている。

防衛大臣賞

「さくら」
陸上幕僚監部
行(一)1級(相当) 井内 百恵

講評

画面いっぱいに散りばめられた桜の花が美しくソフトな香りが漂う。やさしい色調が女性らしさをひきたたせる。

防衛大臣賞(元隊員等・家族の部)

「白き道」
元海上自衛官
★栂木(とがのき) 一宏
(★=木へんに父)

講評

蟻が蝉の羽根をせっせと運んでいる。

大きな画面に小さな命を描いた。

詩情豊かで絵画力の素晴しさを目にした。

審査員特別賞

隊員等の部:1点

「我ら道東第一線」
別海駐屯地業務隊
行(一)3級 野原 恵一朗