令和7年12月12日
防衛省
英語版/English
防衛省・自衛隊は、2023年から、宇宙安全保障に関する議論を実施する多国間の枠組である連合宇宙作戦イニシアチブ、通称CSpOイニシアチブに参加しています。
連合宇宙作戦(CSpO)イニシアチブは、現在オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ニュージーランド、ノルウェー、イギリス及び米国が参加する枠組であり、本年12月2日から4日にかけて実施された連合宇宙作戦(CSpO)イニシアチブ将官級会議の概要について、別添の通り10カ国合同で発表することとなりました。
(仮訳)
2025年12月2日から4日にかけて、フランス・トゥールーズにおいて、「連合宇宙作戦(CSpO)イニシアチブ将官級会議」が開催された。新たに発足したフランス宇宙コマンド本部に集まった連合宇宙作戦(CSpO)イニシアチブ参加10か国の宇宙担当高官は、相互運用性があり、機動的で、かつ、抗たん性のあるアーキテクチャの構築を継続するとともに、高まる宇宙の脅威に対して防衛・防護する決意を再確認した。
連合宇宙作戦(CSpO)イニシアチブ参加10か国の代表は、いくつかの国々によるますます無責任で敵対的な行動がもたらす脅威について懸念を共有した。これらの行動は、我々の社会が経済的繁栄と国家安全保障のために依存している宇宙領域の安定を弱体化させる。さらにこれらの行動は、宇宙環境の安全・安心を脅かし、混乱を招き得るものであり、宇宙及び地上において誤算によるエスカレーションにつながる可能性がある。
こうした課題に直面し、各国代表は、国際法へのコミットメントを改めて表明した。各国代表は、紛争を予防し、安定した存続可能な領域を確保し、宇宙空間における、宇宙空間からの、宇宙空間に対しての及び宇宙空間を通じた運用を脅かす活動に対抗するための、責任ある主体としての自らの役割を改めて表明した。
連合宇宙作戦(CSpO)イニシアチブ参加国は、増大する宇宙空間の脅威に直面して傍観することはない。各国代表は、協力、調整及び情報共有を改善し、宇宙空間の脅威に対する共通理解をさらに深め、あらゆるレベルでの抗たん性を高めるために相互運用性を強化していく。