国産スタンド・オフ・ミサイルの早期整備等について

令和7年8月29日
防衛省

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  1. 防衛省・自衛隊は、我が国への侵攻部隊を早期・遠方で阻止・排除可能なスタンド・オフ防衛能力を強化することとしており、我が国を取り巻く戦後最も厳しく複雑な安全保障環境を踏まえ、より迅速にスタンド・オフ防衛能力を構築できるよう不断に取り組んでおります。
  2. 国産スタンド・オフ・ミサイルの開発は、現在、順調に進捗しています。12式地対艦誘導弾能力向上型(地発型)については、令和6年10月に第1次発射試験を実施し、令和7年10月から第2次発射試験を米国で実施予定です。また、島嶼防衛用高速滑空弾については、令和6年8月~令和7年1月に第1次発射試験を、令和7年6月~8月に最終の発射試験を米国にて実施し、完了しています。
  3. こうした開発の進捗状況等も踏まえつつ、国産スタンド・オフ・ミサイルの配備場所等について検討を行い、地発型の12式地対艦誘導弾能力向上型については、令和7年度及び令和8年度に健軍駐屯地(熊本県)に所在する第5地対艦ミサイル連隊に、令和9年度には富士駐屯地(静岡県)に所在する特科教導隊に配備を行うことを予定しています。
  4. また、令和10年度以降に計画していた12式地対艦誘導弾能力向上型の艦発型及び空発型の運用開始についても、前倒しの検討を進め、令和9年度に行うこととしました。令和9年度に、艦発型については改修後の護衛艦「てるづき」で、空発型については百里基地(茨城県)に配備予定のF-2能力向上型で運用を予定しています。
  5. 島嶼防衛用高速滑空弾については、これまで令和8年度から部隊に配備し、実践的な運用を開始する計画でしたが、令和7年度に富士駐屯地(静岡県)に所在する特科教導隊に配備した上で、同部隊を活用して、実践的な運用の開始を令和7年度に前倒しする予定です。また、令和8年度には、上富良野駐屯地(北海道)及びえびの駐屯地(宮崎県)に、島嶼防衛用高速滑空弾を運用する部隊を新編し、配備する予定です。
  6. 防衛省として、引き続き、スタンド・オフ防衛能力の強化に向けて取組を進めてまいります。