令和6年7月3日
防衛省
国家防衛戦略において、「統合運用の実効性を強化するため、既存組織の見直しにより、陸海空自衛隊の一元的な指揮を行い得る常設の統合司令部を創設する。」こととされたことを受け、防衛省において統合作戦司令部の創設に向け検討をすすめてきたところです。
この度、第213回国会において、統合作戦司令部の創設に係る規定の整備を含む「防衛省設置法等の一部を改正する法律」が成立し、公布されたことを受け、令和6年度末に予定している統合作戦司令部の創設に万全を期すため、今般、事務次官及び統合幕僚長を議長とする「統合作戦司令部創設会議」、また統合幕僚副長及び政策立案総括審議官を委員長とする「統合作戦司令部新編準備委員会」を別紙のとおり設置することとしました。
我が国を取り巻く安全保障環境が急速に厳しさを増している中、自衛隊の統合運用の実効性向上に向け、平素から有事まであらゆる段階においてシームレスに領域横断作戦を実現できる体制を構築するため、同会議の下、防衛省・自衛隊が一丸となり、統合作戦司令部の創設に向けた調整を進めてまいります。