令和4年度における懲戒処分の状況について

令和5年9月26日
防衛省

1.概要

令和4年度中に懲戒処分を受けた自衛隊員は、1,230人(前年度比164人増)で、その内訳は、自衛官が1,177人(前年度比158人増)、事務官等が53人(前年度比6人増)となっています。

2.「処分の種類」別処分数

処分数を種類別にみると、免職143人(前年度比37人増)、降任2人(前年度比2人増)、停職534人(前年度比50人増)、減給338人(前年度比42人増)、戒告213人(前年度比33人増)となっています。

3.「処分事由」別処分数

事由別の処分数は別添のとおりです。

私行上の非行(その他類するものを含む)が341人(全体の約28%)と最も多く、次いで、ハラスメントが177人(全体の約14%)、私有車両運転に伴う悪質な交通法規違反が135人(全体の約11%)の順になっています。

4.再発防止に向けた取組

防衛省・自衛隊としては、こうした規律違反行為が起こらないよう、服務指導の徹底を図るほか、規律違反の根絶に向けた諸施策を引き続き実施することにより、再発防止の努力を続けてまいります。