中国海軍艦艇の動向について

令和5年2月12日
防衛省

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令和5年2月12日(日)午前0時50分頃、海上自衛隊は、屋久島(鹿児島県)南の我が国の接続水域を北進する中国海軍シュパン級測量艦1隻(艦番号「20」)を確認し、同日午前2時30分頃、当該測量艦が屋久島(鹿児島県)南西の我が国領海に入域したのを確認しました。

その後、同日午前4時10分頃、当該測量艦が、口之島(鹿児島県)北東の我が国の領海から出域し、西に向けて航行したことを確認しました。

海上自衛隊第1航空群所属「P-1」(鹿屋)、第5航空群所属「P-3C」(那覇)及び第3ミサイル艇隊所属「しらたか」(佐世保)が、警戒監視・情報収集を行いました。

中国海軍艦艇の動向について(行動概要)
中国海軍艦艇の動向について(艦艇画像)

(参考)艦艇の性能要目等(出典:JANE’S FIGHTING SHIPS 2021-2022)

艦 種 シュパン級測量艦
排水量 5,883トン(満載)
全長、全幅、喫水 129.3×17.0×8.1m
主要兵装
機 関 ディーゼルエレクトリック×2
速 力 17.5ノット
配備数 9 隻