ホーム
報道・白書・広報イベント
お知らせ
2022(令和4)年
北朝鮮のミサイル等関連情報
北朝鮮のミサイル等関連情報
令和4年12月18日
防衛省
印刷用
北朝鮮は、本日11時台、2発の弾道ミサイルを発射しました。詳細については現在分析中ですが、落下したのはいずれも朝鮮半島東側の日本海で、我が国の排他的経済水域(EEZ)外であり、飛翔距離等については以下のとおりと推定しています。
① 11時11分頃、北朝鮮西岸付近から東方向に向けて発射し、最高高度約550km程度で、約500km程度飛翔。
② 11時52分頃、北朝鮮西岸付近から東方向に向けて発射し、最高高度約550km程度で、約500km程度飛翔。
防衛省は、政府内及び関係機関に対して、速やかに情報共有を行いました。現在までのところ、航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認されていません。
総理には、本件について直ちに報告を行い、
① 情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと
② 航空機、船舶等の安全確認を徹底すること
③ 不測の事態に備え、万全の態勢をとること
の3点について指示がありました。
これを受け、防衛大臣は
① 米国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること
② 不測の事態の発生に備え、引き続き警戒監視に万全を期すこと
の2点について指示を出しました。その後、副大臣の下で関係幹部会議を開催するなど、対応に万全を期しているところです。
これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものです。また、このような弾道ミサイル発射は、関連する安保理決議に違反するものであり、強く非難します。
防衛省・自衛隊としては、引き続き、米国等とも緊密に連携し、情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表することとします。
北朝鮮のミサイル等関連情報