北朝鮮は本日7時台から8時台にかけ、ICBM級の可能性があるものも含め、少なくとも3発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。詳細については現在分析中ですが、落下したのはいずれも我が国の排他的経済水域(EEZ)外であり、飛翔距離等については以下の通りと推定しています。
① 7時39分頃、北朝鮮西岸付近から発射し、最高高度約2,000km程度で、約750km程度飛翔し、朝鮮半島東側の日本海に落下。当該ミサイルはICBM級の可能性があります。
② 8時39分頃、北朝鮮内陸部から発射し、最高高度約50km程度で、約350km程度飛翔し、朝鮮半島東岸付近に落下。
③ 8時48分頃、北朝鮮内陸部から発射し、最高高度約50km程度で、約350km程度飛翔し、朝鮮半島東岸付近に落下。
なお、日本列島を超えて飛翔する可能性があると探知したものについては、その後、当該情報を確認したところ、探知したものは日本列島を超えず、日本海上空にてレーダーから消失したことが確認されました。