令和4年11月2日
防衛省
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- 北朝鮮は本日16時台、北朝鮮東岸付近から、少なくとも1発の弾道ミサイルの可能性があるものを東方向に向けて発射しました。詳細については現在分析中ですが、最高高度約50km以下の極めて低い高度で短距離を飛翔し、落下したのは我が国の排他的経済水域(EEZ)外と推定されます。
- 防衛省から、政府内及び関係機関に対して、速やかに情報共有を行いました。現在までのところ、航空機や船舶からの被害報告等の情報は確認されていません。
- 総理には、本件について直ちに報告を行い、
① 引き続き、情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと
② 航空機、船舶等の安全確認を徹底すること
③ 現下の情勢を踏まえ、不測の事態に備え、万全の態勢をとること
の3点について指示がありました。
- これを受け、防衛大臣は
① 引き続き、米国等と緊密に連携しつつ、情報収集・分析に全力を挙げること
② 現下の情勢を踏まえ、不測の事態の発生に備え、引き続き警戒監視に万全を期すこと
の2点について指示を出しました。その後、副大臣の下で関係幹部会議を開催するなど、対応に万全を期しているところです。
- これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は、我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものです。
- 防衛省・自衛隊としては、引き続き、米国等とも緊密に連携し、大臣指示に基づき情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげるとともに、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には、速やかに発表することとします。
北朝鮮のミサイル等関連情報