中国海軍艦艇の動向について

令和4年11月2日
防衛省

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 令和4年11月1日(火)午後7時50分頃、海上自衛隊は、臥蛇島(鹿児島県)西の我が国の接続水域を北東進する中国海軍シュパン級測量艦1隻を確認し、2日(水)午前0時10分頃、当該測量艦が口永良部島(鹿児島県)南西の我が国領海に入域したのを確認しました。
 その後、同日午前3時00分頃、当該測量艦が、屋久島(鹿児島県)南の我が国の領海から出域し、南東に向けて航行したことを確認しました。
 海上自衛隊第1航空群所属「P-1」(鹿屋)、第4航空群所属「P-1」(厚木)、第5航空群所属「P-3C」(那覇)及び第3ミサイル艇隊所属「おおたか」(佐世保)が、所要の情報収集・警戒監視を行いました。

中国海軍艦艇の動向について
中国海軍艦艇の動向について

(参考)艦艇の性能要目等(出典:JANE’S FIGHTING SHIPS 2021-2022)

艦 種 シュパン級測量艦
排水量 5,883トン(満載)
全長、全幅、喫水 129.3×17.0×8.1m
主要兵装
機 関 ディーゼルエレクトリック×2
速 力 17.5ノット
配備数 9 隻