総理には、本件について直ちに報告を行い、
まず、発射直後には、
① 情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うこと
② 航空機、船舶等の安全確認を徹底すること
③ 不測の事態に備え、万全の態勢をとること
また、上空通過後には、我が国上空を通過させる形での弾道ミサイル発射は、我が国の国民の生命、財産に重大な影響を及ぼし得る行為であることを踏まえ、
① ミサイルが通過したと判断される地域に重点を置き、落下物等による被害がないか、速やかに確認すること
② 北朝鮮の今後の動向を含め、引き続き、情報収集・分析を徹底すること
③ 米国や韓国等、関係諸国と連携し、引き続き、必要な対応を適時適切に行うこと
との指示がありました。
これを受け、防衛大臣は
① 我が国領域及び周辺海域における被害の有無の確認を徹底すること
② 米国等と緊密に連携しつつ、必要な情報の収集・分析に全力を挙げること
③ 不測の事態の発生に備え、引き続き警戒監視に万全を期すこと
の3点について指示を出しました。その後、関係幹部会議を開催し、また、F-15戦闘機等で情報収集を行うなど、対応に万全を期しているところです。