フィリピンへの警戒管制レーダーの移転について

令和4年10月3日
防衛省
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 防衛省は、2014年4月に防衛装備移転三原則が策定されたことを受け、防衛装備品の移転に向けて取り組んでまいりました。
 このような中で、2020年にフィリピン国防省と三菱電機㈱の間で同社製警戒管制レーダー・4基を約1億ドルで納入する契約が成立しておりましたが、今般、当該契約に基づく1基目のレーダーの国内での製造が完了し、フィリピン空軍の立ち合いの下、輸出前検査が実施され了承されました。今後、本基をフィリピンに向け移転してまいります。
 また、本移転事業に伴い、10月4日から、航空自衛隊においてフィリピン空軍の要員を教育課程に受け入れ、レーダーに関する教育を実施いたします。
 我が国にとってフィリピンは、共通の理念と目標を有する戦略的パートナーであり、フィリピンとの防衛装備協力を推進することは、我が国及び地域の平和と安定の確保においても重要です。引き続き両国間での連携を強化してまいります。

以上

1 契約の概要

○ 契約当事者
 フィリピン側:フィリピン国防省
 日本側:三菱電機㈱

○ 契約金額
 約1億ドル

○ 契約内容
 ①納入物:レーダー・4基(固定式・3基、移動式・1基)等
 ②契約成立日:2020年8月25日

○ レーダーの概要
 フィリピン空軍の要求に基づき、航空自衛隊固定式警戒管制レーダー装置(J/FPS-3)及び陸上自衛隊対空レーダー装置(JTPS-P14)を開発・製造した経験を踏まえ、三菱電機において新たに開発・製造するもの

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※ 写真は、自衛隊のレーダーであり、今回移転することとなるレーダーとは異なる。

2 フィリピンとの装備協力の実績

○ TC-90の移転:機体5機を引渡し済(~2018年3月)

○ UH-1H部品の移転:部品約4万点を引渡し済(~2019年9月)

以上